小学校・公民館・イベント会場等で上演する「環境出前劇」は平均上演時間50分、脚本・演出・キャスト・音楽・映像・道具類のすべてを手造り。過去14年間に上演した劇は27本、テーマは「命ある食べ物を大切に」「CO2削減による地球温暖化防止」「白クマの死滅とリユース食器の導入」「震災被災地支援と節電」「プラごみ削減による海洋汚染の防止」「コロナウイルスとの共存を考える」など時代の要請に応じ選択している。
また、小学校の公演では「環境出前劇上演」と「エコチャレンジ講座」を行う全国オンリーワンの組織。
島根県東部(主に 松江市)
地球温暖化等による環境悪化を防止するため、市民生活や企業、行政等における防止対策を促進し、環境型社会の実現を図るなど、地球環境の良好な保持に寄与する。
1.市民の啓発には人の心を揺さぶる演劇が効果的であることから環境改善に焦点を絞り、節電等のエコの実践、ごみ減らし、食べ物を大切に等のオリジナル脚本で上演、同時に小学校では「エコチャレンジ講座」を、公民館とイベント会場等では「エコ講座」を開設している。
2.街頭活動として、「もったいない運動」の呼びかけ、中海・宍道湖一斉清掃や海岸漂着ごみ清掃に参加、プラごみ減らしの啓発等を行っている。
1.クラブ設立以来14年間の「環境出前劇上演とエコ講座」開催は61回。鑑賞者は一般市民、児童あわせて1回平均約180人、延べ約11,000人に及び、島根県民の約1.6%を啓発したことになる。
2.このような活動が認められ、下記の表彰を受けた。
・2014(平成26)年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰(教育部門)
・2018(平成30)年度 (島根)県民いきいき活動奨励賞
1.時流にあわせた「環境出前劇の上演とエコ講座」の開設。
2.2019年度からは、深刻な海洋汚染と生態系への悪影響を引き起こしている「プラスチックごみの問題」を取り上げた
「海亀の涙」を上演。
3.2020年度は、「新型コロナウイルス」との共存を考える「愛はコロナを超えて」を上演
学校教育が多様化し、小学校での公演が困難となりつつある昨今、公民館等へ公演会場の主体が移りつつあるが、子ども達や市民の喜ぶ顔をエネルギーとして全国唯一「劇の上演」を入り口とした手法により、「次世代を担う青少年の環境に優しい人づくり」を推進するとともに、環境改善に寄与する街頭活動にも積極的に参加していく。
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