山陰中央新報会 桂島海水浴場 一斉清掃に参加
~ 清掃活動から考える、私たちの暮らしと海洋環境 ~
5月18日、くにびきエコクラブは、会員とその家族10名で「桂島海水浴場一斉清掃」に参加しました。この活動は、日頃お世話になっている地域への感謝を込めて、山陰中央新報の新聞販売店で組織する「山陰中央新報会」が毎年5月に島根県内10カ所で実施している美化活動の一環です。
当日は、総勢約35名が参加し、約1時間の作業で40リットル袋約50袋ものごみを回収しました。砂浜だけでなく岩場にも大量の漂着ごみが打ち寄せられており、風の強い地域柄、流木や材木が目立ちましたが、圧倒的に多かったのはプラスチック製のごみで、漁具、ロープ、使い捨て容器包装、園芸用品など多種多様で、砂を掘ると紫外線や波の影響で劣化し小片化したプラスチックの破片が大量に出てきました。
プラスチックは自然分解されず半永久的に残るため、鳥や海洋生物が誤飲することで生態系に悪影響を及ぼします。微細なプラスチック片を砂浜から回収するのは現実的に不可能であり、今回の清掃活動を通して、日常生活でプラスチックの使用を極力減らすことの重要性を改めて認識させられました。美しい自然環境を守るために、私たち一人ひとりができることを実践していくことの必要性を強く感じる一日となりました。
(記:須山 知幸・北垣 幸久)
令和7年度「中海・宍道湖一斉清掃」に参加
中海・宍道湖一斉清掃が6月8日(日)早朝、両湖周辺の住民、企業・団体、島根・鳥取両県の関係自治体の協働で行われました。これは、中海・宍道湖のラムサール条約(水鳥の生息地として重要な湿地の保存に関する国際条約)への2005年登録を契機に、その翌年から毎年実施されています。
くにびきエコクラブからは当日、松江市および安来市の清掃場所に会員とその家族計8名が参加しました。
この内、松江市内の参加者は上定松江市長はじめ1,833人、収集したゴミの量は4.2トンと発表されました。毎年、家族連れや若者の姿が多いのが特徴で、環境月間である6月の主要行事として末永く引き継がれていくものと期待されます。
(記:藤井礼子)
「デコ活」で地球温暖化防止!
~ JR松江駅前で啓発活動に参加しました ~
6月の環境月間に合わせ、6月25日(水)の夕方、JR松江駅南北広場で地球温暖化防止の啓発活動が行われ、くにびきエコクラブから3名が参加しました。
この活動は「まつえ環境市民会議」からの呼びかけに応じたもので、松江駅を利用する皆さんに、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動「デコ活」の啓発チラシや植物の種子を配布し、地球温暖化防止を呼びかけました。「デコ活」は、私たちの暮らしを豊かにしながら、二酸化炭素(CO2)排出量を減らすことができる環境にやさしい行動です。この活動を通じて、より多くの市民の皆さんに「デコ活」について理解を深めていただければ幸いです。
当日は蒸し暑く、小雨が降る時間もありましたが、啓発活動の開始時には、まつえ環境市民会議のマスコットキャラクター「マツエコちゃん」のラッピングバスが駅前ターミナルに登場し、活動を大いに盛り上げてくれました!
(記:北垣 幸久)
添付フアイル
(1)「桂島海水浴場一斉清掃」活動状況 Pdfファイル
(2)「中海・宍道湖一斉清掃」 活動状況 Pdfファイル
(3)「デコ活・くらしの中のエコろがけ」チラシ Pdfファイル