住民参加型在宅福祉サービスのご紹介

住民参加型在宅福祉サービスのご紹介

住民参加型在宅福祉サービスとは、地域住民が自発的・主体的に行なっている非営利の活動です。
地域で安心して暮らしていけるよう公的サービスだけではまかないきれない地域のニーズを解決するために有償・有料で、話し相手、家事援助（庭木の剪定、障子張替え等の援助を含む）、身体介護、デイサービス、給食サービス、送迎サービスなど様々なサービスを提供しています。
住民参加型在宅福祉サービスには次のような特徴があります。

「住民参加型在宅サービス」の定義※以下の6項目をすべて満たすこと。

1. 営利を目的としないこと。（非営利）
2. サービスの提供者・受け手が共に地域住民であり、互いに対等な立場の「会員」として団体を構成する、住民相互の「たすけあい」を基調としていること。（「協力会員」「利用会員」等の名称を用いることが多い。）（会員制）
3. サービスの受け手は、受けたサービスの対価として、実施する団体へ利用料を支払っていること。（有料制）
4. サービスの提供者は、サービスを提供したことに対して、実施する団体から報酬を受け取っていること。（有償性）
   ※金銭のやりとりの代わりに時間または点数の預託（貯蓄）制度を導入する場合もある。
5. 高齢者・障害者、子ども等の援助が必要な会員に対し、その地域での生活を支援するため、家事援助（庭木の剪定、障子張り替え等の生活援助を含む）、介護、デイサービス、給食サービス、送迎サービス、その他の在宅福祉サービスを提供していること。
6. 運営形態には、以下の形態があります。

（１）住民相互型（NPO、ボランティアグループ、自治会、地区社協等住民が主体となって運営しているもの）
（２）社協運営型（社協が運営しているもの）
（３）生協型（生活協同組合が母体となって運営しているもの）
（４）農協型（JAが母体となって運営しているもの）
（５）ワーカーズ・コレクティブ型（1人1人が出資、ともに活躍の場を作る協働組合で運営しているもの）
（６）行政運営型（行政設置による第3セクター等行政が関与して運営しているもの）
（７）施設運営型（社会福祉施設が母体となって運営しているもの）等がある。

しまね住民参加型在宅福祉サービス団体ネットワークのご紹介

島根県内の住民参加型在宅福祉サービス団体が加入し、このサービスの推進と団体相互の発展を目指して、それぞれの団体の独自性・自主性を尊重しながら、ゆるやかなネットワークを構築しています。
ネットワークの主な活動は会員の交流・学習を目的とした研修、助成事業などの各種情報提供、福祉NPO法人や団体の立ち上げ相談、組織運営についてのノウハウの提供などです。
これから団体を立ち上げようと思っている方、団体の運営にアドバイスがほしい方、他の団体と交流してみたい方、一緒に活動をしてみませんか？ 詳しくは、事務局（島根県社会福祉協議会　TEL：0852-32-5997）までお問い合わせください。

しまね住民参加型在宅福祉サービス団体ネットワーク加入団体

「たすけあい活動出前講座」のご案内

「自分たちの住むまちを　自分たちの手で住み続けられるようにしたい！」
「既にたすけあい活動を始めている団体から、話を聞いてみたい！」
しまね住民参加型在宅福祉サービス団体ネットワークでは、こんなご要望にお応えします。
お気軽にお問い合わせください。

【対象】

• たすけあい活動や、インフォーマルサービスづくりを進めようとしている団体や地域

【派遣する講師】

• しまね住民参加型在宅福祉サービス団体ネットワークの加盟団体から派遣します。

【講座の内容】

• 公演
• 相談
• 座談会
• その他（形式は相談に応じます）

【謝金・旅費】

• 無料

【問い合わせ先】

しまね住民参加型在宅福祉サービス団体ネットワーク
（事務局：島根県社会福祉協議会　地域福祉部　地域福祉係）

〒690-0011
松江市東津田町1741-3　いきいきプラザ島根内
TEL：0852-32-5997　FAX：0852-32-5982

voc@fukushi-shimane.or.jp