西持田町リサイクルプラザとエコクリ-ン松江の施設見学会
2025年7月17日8時45分に西持田町リサイクルプラザに集合しました。7名(エコクラブ員4名+知人と会員の家族 3名)全員そろったところで、9時前から担当職員の方による松江市のごみ収集の状況やリサイクルプラザにおけるリサイクルごみ処理の現状等について説明を受けました。分別された中に汚れた物があるとリサイクル出来る物まで廃棄せざるをえないと説明をうけました。
次に現場でテキパキと素早い動きでリサイクル出来ない物とか種類の違う物を手作業で分けておられる姿に感動しました。その働かれる姿をみてきちんときれいに分別することの必要性を再認識しました。さらにアルミ缶とスチ-ル缶に分ける磁選機の操作とプレスの圧力の強さに驚きました。次の現場はペットボトルのキャップやラベルを手作業で除去し、それを大きな袋に詰めておられました。その袋はペットボトルとかを運んで来られた川向リサイクルプラザが帰りの車で持ち帰られるそうです。ペットボトルとかは必ず洗って、ラベルとキャップはプラスチック製容器へ出すことの必要性を再確認しました。
次にエコクリ-ン松江を訪れました。担当職員の方はとても愉快な方で、終始にこやかでした。いつもは校外授業の小学生とかに説明することが多く、「今日のような先輩たちに説明するのはとても緊張する」と笑いながら言われました。でも丁寧で詳しい説明をしてくださいました。
エコクリ-ン松江は、台所ゴミ、紙くず、木くず、紙おむつ、ゴム類など多くの燃やせるごみに対応する大規模処理施設です。
ここでは1800度の「ガス化溶融炉」でごみを溶かし、スラグとメタルに分けてそれぞれが建設材や道路材として再利用されること。また1800度のガス化溶融炉から出たガスを燃やしその熱で蒸気タ-ビンをまわし発電していること、施設の必要電力はすべて賄い、売電までできると説明をうけました。まさにごみの再利用です。また、処理過程におけるダイオキシンについても、徹底的に分解しているとのことでした。
エピソ-ドとして大きなイノシシが持ち込まれ、炉につまるし破砕機で破砕できない、腐敗した大きなマグロの処理を頼まれたり、そのどちらも埋めるしかないそうです。
また、エコクリ-ン松江では、職員の方々が年中無休の24時間体制で機械を動かして年末も忙しく働いておられることを知りました。
捨てればただのごみ、分別して資源回収に出せば役に立つ製品に変わることを再確認し施設見学を終えました。
そして全員で、きれいな海が見える場所に移動し、サザエご飯定食を美味しくいただきました。参加していただいた皆様、丁寧に説明してくださった施設の職員の皆様ありがとうございました。
(記:大石みさを)