新しい公共の場づくりのためのモデル事業の実績と評価
〔事業全体〕
■取組内容の概要と評価
コミュニティづくり・共生、産業振興・地域活性化をはじめとした多岐にわたる分野において、NPO法人を中心とした多様な地域の担い手が参画して地域課題の解決等に向けた取り組みを実施。
様々な場面で多様な主体が連携する取り組みが行われ、課題解決のための形が少し見えてきた。しかし、参加した団体間の役割分担、情報共有のあり方、事業の継続性など課題も明確となった。


(図左:新しい公共の場づくりのためのモデル事業イメージ、図右:事業実施地域)
〔個別事業〕
■成果
- 地域コーディネーター的役割を果たす基盤が構築できた(チャレンジ1)
- 特定の地区を支援モデル地区として事業を集中させることで、地元の理解を得ることができた(チャレンジ2)
- 組織の法人化など実施体制を整備することで、新たな雇用を創出することができた(チャレンジ3)
- 地域資源を活用して収入を生む手段を見つけることができた(チャレンジ4)
- 行政と連携することにより、より事業を地域に浸透させることができた(チャレンジ5)
- 行政だけでは進展が難しい事業であっても、民間が入ることによって事業が少しずつ動き出した(チャレンジ6)
- 事業を実施するなかで、様々な人と意見交換をすることでネットワークを広げることができた(チャレンジ7)
- 多様な主体で連携してイベント実施したノウハウは、今後も活かすことができる(チャレンジ8)
■課題
- 事業を継続するためには自主財源を確保することが必要であるが、そのめどを立てることができなかった。(チャレンジ1など)
- 事業への協力者を増やすためには、事業内容をより多くの人に伝えることが必要だったが、十分に周知することができなかった。(チャレンジ6など)
- 事業には分野の異なる多様な主体が参加したが、その主体間での情報及び意識の共有が十分ではなかった。(チャレンジ2)
- 2年間という短い事業期間であったこともあり、事業実施にあたって雇用した人材の育成、地域への溶け込みという点で課題が残った。(チャレンジ4)
- 事業構築期間が非常に短かったことから、事業計画の検討及び参画者への呼びかけが十分にできなかった。(チャレンジ5など)
- 事業全体をコーディネートする人材が必要。(チャレンジ2など)
〔個別事業(チャレンジ別)〕
チャレンジ1

チャレンジ2

チャレンジ3

チャレンジ4

チャレンジ5

チャレンジ6

チャレンジ7

チャレンジ8
