くにびきエコクラブは、2009(平成21)年11月の設立以来、まつえ環境市民会議の団体会員として活動を続けています。まつえ環境市民会議が行うさまざまな活動に積極的に参加し、当クラブからも役員(委員)を派遣して活動計画の遂行や運営にも協力しています。2023(令和5)年度からは、藤井礼子(くにびき学園27期園芸科)がその任に当たっています。
1. 「まつえ環境市民会議」計画行事への参加( 2025(令和7)年「8月〜12月」の活動 )
① 8月3日(日) 令和7年度「松江水郷祭ボランティア清掃」参加者 2名
8/2(土)開催の水郷祭翌日早朝ボランティア清掃活動に参加しました。
②8月30日(土)まつえ海ごみ大作戦In野波海岸
参加者2名+会員の知人家族3名=計5名
島根町野波海岸で「海ごみゼロ大作戦」が開催され、このイベントに応募された市内の小学生親子とまつえ環境市民会議会員の総勢約50名で海岸清掃を行いました。
清掃活動の後は小学生とその保護者の皆さんは野波集会所で、島根大学の松本一郎先生から環境問題やSDGsのお話を聞き、環境についての意識は更に高まったようでした。
③9月13日(土) 古浦海岸漂着ごみ回収作業
参加者1名+会員の知人家族6名=計7名
毎月第1土曜日に古浦海岸の清掃を行っている地元の団体「はまひるがお」さんと一緒に、海岸の漂着ごみを拾い集めました。
残暑厳しい中、漂着プラスチックなど多くのごみがありましたが、「はまひるがお」さんや地元の方、まつえ環境市民会議会員の総勢約50人が熱心に回収作業を行いました。
きれいになった海岸で最後に記念撮影。この日は来たる「ハロウィン清掃決戦」に向けて古浦海岸に現れたお掃除サウルスもいっしょの集合写真となりました。
④11月1日(土)楽山公園・里山保全活動(1回目) 参加者1名
⑤11月8日(土)「ダンボールコンポスト」ワークショップ出店
参加者:前日準備作業5名+当日3名=計8名
「まつえファーマーズマーケット」が堀川遊覧船乗場(ふれあい広場)で開催されました。場所柄観光客も多く、立ち寄って飲食などを楽しんでもらい、松江市の考える環境にやさしい循環型のくらしを感じていただくことができました。
堀川遊覧船の無料券がもらえる「じゃんけん大会」も大いに盛り上がり、手にした乗船券で早速遊覧船を利用される方も多くありました。
くにびきエコクラブは、「ダンボールコンポストワークショップ」を出店し6個のコンポストを持ち帰えっていただきました。
⑥12月13日(土)楽山公園・里山保全活動(2回目) 参加者2名
楽山公園で、先月に続いて里山保全活動を行いました。今回も、NPO法人もりふれ俱楽部が公園の遊歩道をさえぎる木の枝や幹を伐採し、参加者がそれらを運んで片付け、寒い中でも汗をかくような作業となりました。
年明け1月17日(土)には同公園で自然観察会が行なわれる予定。2回の里山保全活動で、きれいになった遊歩道を楽しみに次も参加を予定しています。
⑦12月20日(土)「デコ活 食品ロス削減の啓発活動」 参加者2名
年末のお買い物などでイオン松江ショッピングセンターを訪れたお客様に「デコ活のすすめ」「食品ロスをへらそう」チラシや環境にやさしいグッズを配り、「食品ロス削減」を啓発しました。
2. 11月8日(土)木を植えるプロジェクト「森林保全活動」
参加者1名+会員の知人・家族 2名=3名
秋晴れのさわやかな風が心地よかった11月8日(土)。山陰中央新報社主催の「さんいん環境キャンペーン」事業の一環として行われた「木を植えるプロジェクト 島根県民参加の森づくり」に参加しました。
今年で第8回目を迎えるこの活動の舞台は、東長江町の葉子山(はこやま)。当日は、協賛企業や関連団体、一般参加者、総勢約100人が集まり、美しい風景を眺めながらの森づくりとなりました。活動開始時刻の10時には太陽が顔を出し、絶好の植樹日和となり、松江森林組合の方々の丁寧な指導のもと、アカマツ500本と山桜100本の苗木を植えました。配られたくわで深さ約30センチの穴を掘り、苗を植え付けていきます。予想以上に急な斜面と固い地面に皆苦戦しましたが、未来の森を想像しながら一本一本丁寧に植え込みました。
特に印象的だったのは、一緒に参加した知人のお孫さんが、急斜面にもめげず最後まで頑張り通してくれたことです。小さな体で植林の大切さを肌で感じてもらえたことに、深い喜びを感じました。私たちが植えた若木が枯れることなく大きく育ち、将来たくさんのCO2を吸収してくれることを願ってやみません。この活動が少しでも「カーボンニュートラル」の実現に貢献し、次世代へ豊かな緑と美しい四季を残す一助となれば幸いです。
3.フードバンクしまね あったか元気便「パッキング作業」に参加
8月19日(火) いきいきプラザ体育室 参加者5名+会員の家族1名 = 計6名
12月15日(月) 〃 参加者3名+会員の知人2名 = 計5名
12月17日(水) 〃 参加者2名
「フードバンクしまね あったか元気便」は、個人・団体・企業等からのフードドライブ(食品の持ち寄り)を通じて、お米や食品、お菓子などを集め、「就学援助世帯」の子どもたちと家族、夏休みなど給食のない「長期休校期間」を中心に年4回、食品等を提供することで「元気」と「安心」を届ける活動が続けられている。
くにびきエコクラブのこれまでの「食品ロス削減に関する啓発活動」などが、フードバンクの活動と共通する部分があることを知り、パッキング(食品の箱詰め)ボランティア活動に参加することにしました。今後も継続して参加する予定としています。
4.国宝松江城秘話「誇り高きのぼせもん」電子紙芝居鑑賞会 参加者 4名
12月26日(金)、持田第2児童クラブ(小学1〜3年生)約20名を対象に、松江城保存の経緯について楽しく学ぶ 「国宝松江城秘話 誇り高きのぼせもん」電子紙芝居鑑賞会を開催しました。
児童クラブ学童保育指導員3名と、主催の当クラブからは会員4名が参加しました。
今回鑑賞された電子紙芝居「国宝松江城秘話 誇り高きのぼせもん」(作:山口信夫 絵:小川さくら 編集:山口槇子 長さ:約25分)は、松江城が明治初期の廃城令からいかにして守られたかの史実を基にした小説を紙芝居風に映像化したもので、熱心に映像に見入る子どもたちに、原作者で当クラブの名誉会長でもある山口氏が合間にわかりやすく補足説明を行いました。
最後に郷土の宝である松江城の歴史を知り、末永く守り継いでほしいと語りかけられました。子どもたちからは、「今まで知らなかった事を知れて良かった」「お城が壊されなくて良かった」「また松江城に行ってみたい」などたくさんの感想が述べられました。
記:北 垣 幸 久