同団体では、担い手不足で増えつつある休耕田対策に、転作作物として“真菰(まこも)”(縄文時代に遡る成育の歴史が遺跡から裏付けられているイネ科大型多年草)に注目。作りやすいうえに多様な利用法で付加価値が付けやすいことから、真菰の無農薬栽培と茎・葉を利用したお茶等の商品化に取り組み、地域おこしの道を探っています。
多久和代表はまた、太陽光・風力・薪・竹など再生可能エネルギー源だけを利用した持続可能な暮らし方を実証する「里山ハウス」を建設し、その家で夫人と共に究極のエコ生活を実践しています。
こうした活動について詳しく話を聞くとともに、真菰栽培地や里山ハウスを実際に見学しました。
(記:藤井 礼子)