当日、第一部では、創作劇「宍道湖の夜明け」(山口信夫 作・演出)を上演しました。宍道湖でしじみ漁を営む一家が、地球温暖化の影響によって将来しじみが採れなくなることを知り、結束して温暖化防止に立ち上がる物語です。連日練習を重ねた会員の熱演に、客席の生徒たちからは時折大きな笑い声が立ち上がるなど関心をもって鑑賞されました。
第二部は、「節電」をテーマとした体験学習で、生徒たちは蛍光灯やLEDなど異なる電気器具の電力量、二酸化炭素排出量を測定・比較する実験に参加し、いずれが環境に優しい器具かなどを実際の数値で確認しました。
今回学んだことを基に、生徒たちには各自が家庭における節電対策として何ができるかを考え、実践項目を挙げて行動していくことを宿題としてもらい、講座は閉会しました。(記:藤井礼子)