





創立以来50年に渡り、演劇を通して感性、想像力、創造性などを高める<演劇によるまちづくり>を行う。その活動が認められ、海外で6つの国際賞や文部大臣表彰、総務大臣表彰など数々の賞を受賞している。また、3年に1度開かれる「松江・森の演劇祭」(旧:八雲国際演劇祭)は、世界中からの応募があり、上演される演劇のレベルの高さや、ボランティアスタッフのホスピタリティなどが高く評価されている。
日本全国および海外
演劇の公演や演劇教育に関わる事業を行うと共に、地域と連携して国内外の演劇に関わる人々との交流を促進することによって、演劇によるまちづくりを目指し、これらの活動を通して「演劇」の普及、発展、向上に寄与し、芸術文化による心豊かな社会の構築をめざす。
1.演劇公演の制作および上演
2.表現・コミュニケーション能力の育成事業
3.松江・森の演劇祭の委託事業
4.しいの実シアターの管理・運営
5. かやぶき交流館の管理・運営
6. 誘客事業
7. 物販事業・カフェ事業
1966年から法人化するまでの39年間の活動は次のとおり。
<演劇を人々の暮らしの中へ>を理念に、公演活動を実施。特に宮沢賢治原作の「セロ弾きのゴーシュ」は、アメリカ・カナダの3つの国際演劇祭で6つの国際賞を受賞するほか、非職業劇団としては異例の36,000人の観客実績を持つ。演劇の浸透を図るために、「100人劇場」建設積み立てを始める。団員、家族、全国からのカンパ3000万円を八雲村に寄付し、「しいの実シアター」の設計に参画。完成後は劇場の管理・運営を担う。地域住民・行政に呼びかけて、「八雲国際演劇祭」を企画・運営し、400人以上のボランティアスタッフとともに開催。
2005年に法人格を取得してからの活動は次のとおり。
「第5回」の演劇祭には、国内外から多数の問い合わせがあり、6カ国15集団の優れた18作品を上演した。演劇祭の運営本部として「ファンドレイジング」の仕組みをつくるなどのほか、学校や地域における「表現・コミュニケーション能力育成に関わる事業」を本格化させている。2016年度の同業は、合計119回、のべ3,766名の受講があった。
2016年度は、はじめて大田市久手小学校体育館を会場にした「セロ弾きのゴーシュ」学校公演を実施し、演劇の普及啓発にも取り組んでいる。
【あしぶえの主な受賞】
1994年 「地域文化功労者」文部大臣表彰
1995年 中国新聞社「中国文化賞」
1995年 山陰信販株式会社「地域文化賞」
1997年 サントリー文化財団「サントリー地域文化賞」
2003年 国際交流基金「地域交流振興賞」(現・「地球市民賞」)
【八雲国際演劇祭の主な受賞】
2006年 国土交通省地域づくり表彰「国土交通大臣賞」
2007年 総務省「地域づくり総務大臣表彰」
【しいの実シアターの主な受賞】
1998年 島根県「第5回しまね景観賞優秀賞(一般建築部門)」受賞
2009年 財団法人地域創造「JAFRAアワード」(総務大臣賞)
3年に1度開催する「八雲国際演劇祭」は、地域住民・行政・あしぶえの三者が協働して準備しているが、仕事文化の異なる三者が良好な関係を保ちながら活動するためには、「目的」と「活動の指針」の共有と理解が不可欠で、この点に特に力を入れている。その結果、ボランティアの自主性と多文化理解が進んでいる。また、乳幼児から高齢者まで幅広く「演劇」に親しむ環境づくりをすすめている。
2017年度の開催より、より市民に親しまれる演劇祭とするため「松江・森の演劇祭」に名称を変更した。
・日本における「地域演劇のモデルケース」を目指す
・あらゆる人に親しまれる「松江・森の演劇祭」及び「しいの実シアター」の創造的発展
・文化政策への提言をおこなう
1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
4. 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
5. 環境の保全を図る活動
8. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
9. 国際協力の活動
10. 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
11. 子どもの健全育成を図る活動
14. 経済活動の活性化を図る活動
15. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
17. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
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