1. 宍道湖の恵みを次世代へ!「ヨシ刈りボランティア作業」に参加
3月14日(土)、宍道湖西岸なぎさ公園にて行われた「ヨシ刈りボランティア作業」に、くにびきエコクラブを代表して北垣が参加してきました。
■ ヨシ刈り作業の目的と意義
宍道湖の湖岸に広がるヨシ帯は、様々な生き物の生息・繁殖場所となるだけでなく、水質浄化という重要な役割を担っています。 しかし、この豊かな機能を維持するためには、定期的に刈り取るなどの適切な管理が欠かせません。 宍道湖水環境改善協議会では、ヨシ帯の健全な保全と育成を目的に、毎年冬の時期にこの刈り取り事業を実施しています。
■ 当日の様子
今回は「まつえ環境市民会議」の呼びかけに応じて参加しました。 当日は気温が低く、あいにくの空模様ではありましたが、会場には約230名ものボランティアが集結。 西の空に美しい虹がかかる中、参加者全員で力を合わせて広大な面積のヨシを刈り取り、集積していきました。
■ 刈り取ったヨシのゆくえ(資源の循環)
刈り取られたヨシは、単に処分されるのではありません。
・パルプ化して「ヨシ紙」へ:名刺、パンフレット、賞状などの製紙原料として活用されます。
・環境啓発に活用:環境体験学習での紙すき体験や、啓発グッズとして地域に還元されます。
宍道湖の環境を守りながら資源を有効活用する、持続可能な(サステナブルな)取り組みです。
■ 参加を終えて
厳しい寒さの中での作業でしたが、多くの市民の皆さんと共に、地域の財産である宍道湖の再生に携わることができ、大変有意義な時間となりました。 くにびきエコクラブは、これからも地域の関係団体と連携し、恵み豊かな宍道湖の環境を次世代へ引き継ぐ活動に参加できればと願っています。
(記:北垣 幸久)
2. フードバンク食品支援「春休み便」ボランティアに参加
特定非営利活動法人フードバンクしまね「あったか元気便」(松江市西津田)は、松江市内の小中学校の就学援助世帯へ毎回長期休暇前に食品を届ける活動を行っています。2025年末の冬休み便は644世帯へ配布されました。
フードバンクが寄付を通じて用意したお米、レトルト食品、菓子、調味料、飲料水など各種食品をダンボールに詰める作業は、募集に応じた市民や企業・団体から参加のボランティアによって担われています。
2026年3月、春休み便の箱詰め作業が6日間に渡って行われ、くにびきエコクラブからは5名が3月16日の作業日に参加しました。一昨年来の米価高騰を受け、箱に詰める米の量はいささか減量と厳しい一面も垣間見えました。荷物に添える家族宛て一言メッセージには、子どもたちへの応援の気持ちを込めました。
(記:藤井 礼子)
3.しまね潮風児童クラブで“松江城秘話”電子紙芝居
くにびきエコクラブでは2026年3月27日、しまね潮風児童クラブで、松江城にまつわる物語「誇り高きのぼせもん」(注1)の電子紙芝居鑑賞会を開催しました。
子どもたちが地域の文化財や歴史について学ぶ郷土学習の一助になればと、当会が2025年7月に開始した活動。主に学校の長期休みの間に松江市内の児童クラブ(注2)を訪れ、25分間の紙芝居(DVD)上映の後、当会講師からわかりやすい説明を加え、さらにクイズや質疑応答を通じて子どもたちに理解を深めてもらおうというもの。昨年夏休みの朝酌、冬休みの持田各児童クラブでの開催に続き、このたびの春休みで3回目。
今回のしまね潮風児童クラブの参加児童は14名。当クラブからは物語の作者で当日講師役の山口信夫名誉会長ほか4名が参加しました。またこの日、自身も子ども向け紙芝居活動を行っているという市会議員が一人、見学に訪れていました。
熱心に紙芝居映像に見入っていた子どもたちは、クイズで明治初期の松江城天守売却につけられた値段を現代に置き換えた場合の値はと問われると、ワイワイと様々な答を出し合い盛り上がっていました。小学1〜3年生の子どもたちにとって物語の内容は多少難解だったかも知れません。けれど次にお城を訪れた時、今回印象に残った何かが心に蘇り、新たな発見や理解に繋がることを願っています。
(記:藤井礼子)
(注1)「誇り高きのぼせもん」
1873年(明治6年)の廃城令により、あわや解体の運命にあった松江城。その危機がいかにして回避されたか。2016年出版の小説『国宝松江城秘話 誇り高きのぼせもん』(山口信夫著、今井出版)では、史実を基に松江城天守が存続に至った経緯が描かれている。同物語を子どもたちにもわかりやすく紹介したいと作成されたのが、電子紙芝居「誇り高きのぼせもん」(絵:小川さくら 編集:山口槇子 ほか協力者多数)。これは、紙芝居のように漫画風静止画を次々と繋げて一本の映像として仕上げたもの。
(注2)児童クラブ
両親が勤めに出ている小学校低学年(1〜3年生)の学童を対象とした放課後保育