まつえファーマーズマーケットは、松江市が環境にやさしい循環型の「暮らし」や「社会」への転換を目指して実施する「まつえ循環プロジェクト」の一環として開催されるイベントです。
松江市では、家庭ごみのうち「もやせるごみ」が約8割を占め、その中の約4割が「生ごみ」です。この「生ごみ」を減らすことは、ごみの発生抑制に大きな効果が期待できます。その効果的な方法の一つが、ダンボール箱を利用し、基材(土)の中に含まれる微生物の力を借りて「生ごみ」を分解・発酵させて堆肥を作る「ダンボールコンポスト」(家庭用堆肥化容器)です。
この「ダンボールコンポスト」を広く市民に知っていただき、「生ごみ」減量の一助とするため、くにびきエコクラブでは「コンポストのワークショップ」として以下の3回にわたり「まつえファーマーズマーケット」へ出店しました。
• 9月14日(土) in松江市役所 だんだんテラス
くにびきエコクラブ参加者:4名
• 10月12日(土)inJR玉造温泉駅前
くにびきエコクラブ参加者:4名(松江南高校と協働出店)
• 11月10日(日)まつえ環境フェスティバル in松江市役所 だんだんテラス
くにびきエコクラブ参加者:7名(松江南高校と協働出店)
3回のワークショップで、市民の皆さんにお持ち帰りいただいたダンボールコンポストは約50個にのぼりました。これらが各家庭で有効活用され、「生ごみ」の減量につながることを願っています。
(記:北垣 幸久)