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「東日本大震災発災」を契機にはじめた 「もったいない啓発活動」を行いました

「もったいない運動」参加者8名.JPG
活動前のミーテイング.JPG
「MOTTAINAI」チラシ配布.JPG
有線テレビ局の取材を受ける.JPG

公開期間

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報告内容

  くにびきエコクラブ(会員23名)は、東日本大震災発災13年目を前に、3月7日(木) 早朝(7:30~8:30) JR松江駅北口・南口広場で、「‟もったいない“の心で 節電・石油消費抑制・食べ物を大切に・ごみ減らし などに努めよう」と訴える街頭啓発活動を行いました。 

 この活動は、今回で13回目となりました。会員8名が参加し、循環型社会の仕組みとそれに向けた具体的な生活改善策などを絵入りで説明したチラシ(約600枚)を市民に配布し、実践を呼びかけまました。
 
MOTTAINAI(もったいない)」について(MOTTAINAIキャンペーン事務局 ホームページより抜粋)
 
 環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさん。2005年に毎日新聞社の招きで初来日した際、編集局長のインタビューで「もったいない」という言葉に出会い、感銘を受けました。
 
 「環境 3R + Respect = もったいない」とは、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という環境活動の3R をたった一言で表せるだけでなく、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉になっています。
 
 マータイさんはこの美しい日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。こうしてスタートしたMOTTAINAIキャンペーンは、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す日本発の活動として世界に広まっています。
 
 日本から生まれた「もったいない」が、世界をつなげるアイコトバ、「MOTTAINAI」へと引き継がれ、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まる中、「MOTTAINAI」は今、再び、注目されています。

 報告:
 13年前の東日本大震災直後の非常時には、全国に節電や被災地への食料支援などが呼びかけられ、その危機感を契機に人々の間に 大量生産・大量消費社会に対する反省と、循環型社会への移行の議論が高まりました。しかし、年月とともに震災の記憶は薄れ、そうした機運も当時の勢いを失っています。
 くにびきエコクラブでは、毎年この時期に「もったいない運動」を行うことで、人々に「いまだ完全復興とはいえない東日本大震災の被災地」のこと、「令和6年能登半島地震」のこと を思い起こしてもらい 「もったいないの心」で、限りある資源を大切にし、被災地の復興と脱炭素社会(カーボンニュートラル)へ向けた輪が大きく広がることを願っています。
 
(記:北垣 幸久) 

資料

登録日時

2024年03月09日 17時00分

更新日時

2024年03月09日 17時00分