





くにびきエコクラブ(会員28名)は、東日本大震災発震12年目を前に3月9日(木) 早朝(7:30~8:30) JR松江駅北口・南口広場で、「‟もったいない“の心で 節電・石油消費抑制・食べ物を大切に・ごみ減らし などに努めよう」と訴える街頭活動を行いました。
この活動は本年で12回目(2020年はコロナ禍により中止)となります。
会員11名が参加し、循環型社会の仕組みとそれに向けた具体的な生活改善策などを絵入りで説明したチラシ(約700枚)を市民に配布し、実践を呼びかけまました。
報告:
12年前の東日本大震災直後の非常時には、全国に節電や被災地への食料支援などが呼びかけられ、その危機感を契機に人々の間に 大量生産・大量消費社会に対する反省と、循環型社会への移行の議論が高まりました。しかし、年月とともに震災の記憶は薄れ、そうした機運も当時の勢いを失っています。
くにびきエコクラブでは、毎年この時期に「もったいない運動」を行うことで、人々に「いまだ完全復興とはいえない被災地」のこと、「もったいないの心」を思い起こしてもらい、限りある資源を大切にし、脱炭素(ゼロ・カーボン)社会へ向けての輪が広がることを願っています。
チラシを受け取ってくれた若者からは「地球温暖化防止につながる 節電・完食・マイカー抑制・ゴミ減らしなど、自分の中でも意識したいと思った」と頼もしい声を聞くことができました。
(記:北垣 幸久)