2011年に操業開始したエコクリーン松江は、溶融物の再資源化、クリーンな排ガスなど環境対策、エネルギーの有効利用等の最新機能を備えた施設で、今回の見学では、ごみ投入ピットから溶融炉、中央制御室、スラグ貯留場まで一連の処理工程の設備と稼働の様子を見て回りました。
次に訪れた松江市西持田リサイクルプラザは、資源ごみとして分別されたペットボトル、缶類、ガラスびんを収集し、そのうちペットボトルは圧縮梱包、缶類はスチール缶とアルミ缶に選別・圧縮成形、ガラスびんは無色・茶色・その他の色に選別・粉砕し、資源の再利用が行われやすい形に処理する施設です。これらの資源は事業者に搬出され、再活用・再商品化に供されます。こうした資源ごみの処理体系を、研修室での講義と作業ラインの見学をとおして学びました。(記:藤井礼子)