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今回の公演は、同校の環境福祉コース２年生と教員合わせて約50名を対象に行われました。同校は伝統的に環境保全活動に積極的に取り組んできており、これまでインターアクトクラブ（注：社会奉仕クラブ）による水環境改善活動での地球環境大賞奨励賞の受賞、海岸清掃活動や川の浄化活動等を通じた県民いきいき活動奨励賞の受賞など輝かしい実績を残しています。海洋プラスチック問題への関与も迅速で、昨年には生徒たちにより山陰各地の海岸でマイクロプラスチック調査が行われています。

公演後のアンケートには、生徒たちから次のような感想が寄せられました。
・世界の海洋プラスチック問題がここまで深刻だとは知らなかった
・現在の海で起こっていることが詳しくわかって良かった
・海亀の映像を見てプラごみがもたらす悪影響の大きさを知った。
・できるだけプラごみを出さないようにしたい。
・人間にとってはたかがストロー、生き物にとっては命取り
・一人当たりプラごみ発生量で日本は世界ワースト２位と知って驚いた
・一人一人の消費者が変われば、全体の流れも大きく変わる

今回の私たちの公演が、同校の環境保全活動のさらなる発展にいささかでも役立ったならと願っています。（記：藤井礼子）

◎当会の2019年度における一連の環境出前劇上演活動は、「全労済地域貢献助成事業」に関わる助成金を受けて実施しています。