■愛走フレンズとは
島根県内で開催された「くにびき国体」の気運盛り上げのために昭和56年(1981)に出雲市長浜地区を会場にスタートした「くにびきマラソン大会」。
その後年を重ね、2月11日(建国記念の日)の恒例行事となりました。このくにびきマラソン大会の歴史の中で、平成4年(1992)の第11回大会に初めて、愛知県から
視覚に障がいのあるランナーが出場され、市職員5人がリレー形式で伴走したことをきっかけに、翌年の大会にさらに多くの方が参加できるよう、平成5年(1993)1月に「愛走フレンズ」が結成されました。
広く市民の皆さんや出雲市職員に呼びかけ、68人で結成し、同年2月の第12回大会には、2回の練習を経て、8人のランナーの伴走を行いました。
この愛走フレンズ、「愛」は英語のEYEにつながります。目の不自由な人のために目となって、そして愛をもって走ろうという願いをこめて命名されました。
その後も毎年10人前後の視覚障がいランナーが出場され、この大会が「目が不自由な方でも安心して走ることのできる大会」として、全国数多くの市民マラソン大会の中でも注目される大会となっています。
(参考)出雲くにびきマラソン大会
https://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1547163874633/index.html■愛走フレンズの登録について
愛走フレンズとして活動にご協力いただける方を年間を通じて募集しています。下記お問い合わせ先からご登録いただくと、マラソン大会が近づいた頃(2024年3月開催時は2023年12月頃)にご連絡いたします。
その年の大会に愛走フレンズとしてご協力いただける場合は、お申込いただきマラソン大会当日活動をお願いしています。
■活動の内容
・伴走
大会時の伴走を行います。活動開始当初は、伴走のやり方がよくわからず、マニュアルに従い、ロープを持ち、声をかけながら(例:「50m先を右に約60の角度で曲がります」)リレー形式(例:10kmコースを2kmごと5人で伴走)で、行っていました。
回数を重ね、視覚障がいランナーの伴走を経験していく中で、ロープの長さ・結び方などの改善を行うとともに、リレー形式よりも通しで伴走してほしい、また周りの風景や様子を教えてほしいという声を聞き、より気持ちよく走ってもらえるように心がけています。
・ガイドヘルパー
駅への出迎え、宿舎から会場への案内を行います。伴走だけではなく、出雲と出雲人の良さを知ってもらい、ランナーの方とより交流を深め、再度出雲に来てもらえるように心がけています。
■申込方法
下記問い合わせ先までご連絡ください。
■その他
愛走フレンズの活動も回数を重ねるうちに、ランナーと愛走フレンズのメンバーとの個人的な交流も芽生え、過去いっしょに走ったメンバーが指名されたり、他の大会でも伴走を依頼されたりするなど活動の幅も広がってきています。
今後、より多くの人にこの活動を知ってもらい、「愛走フレンズ」の輪を広げ、更に多くのランナーに出雲に来てもらいたいと思っています。
■お問い合わせ先
出雲市 市民文化部 文化スポーツ課
くにびきマラソン大会実行委員会事務局
〒693-8530 出雲市今市町70番地
TEL:0853-21-6514
FAX:0853-21-6517
Mail:bunka-sports@city.izumo.shimane.jp