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私たちの住む松江は、日本海、宍道湖や大橋川、そしてお堀や数々の湧き水に恵まれ、美しい自然環境を日々楽しむことが出来ます。朝夕の自然風景の中で目にする様々な小鳥たちや自然の生物の美しさに心が洗われます。人生は生きていればいろんな苦しみや悲しみ、そして困難に遭う事も多々ありますが、そのような時にも自然風景や小鳥たちが静かに見守ってくれているような気がします。水辺に住む私たちだからこそ又水害とはいつの日にも無縁ではありません。昨今の水害でも多くの方々が被災されたのを目の当たりにしました。
明治26年に起きた大水害が多大な被害を及ぼし後に多くの被災孤児が出ました。その不幸を見逃す事が出来ず「松江育児院」を創ったのが「山陰社会事業の父－福田平治」の社会福祉事業の始まりです。明治・大正・昭和へとながきに渡り人生を社会福祉事業に尽くした福田平治の描いた絵や文章などが数多く残されています。人生を通じて多くを学び自分の信念を貫き通したその足跡とこれらの遺品を見ることによって窺(うかが)い知る事が出来ます。
私たちは、思えばほんの一時この世に生まれ育ち、そして生き、そして死んで行きます。しかし福田平治の生き様を考えた時、なんと人生のすばらしいことかと感じずにはいられません。今私たちに出来ることは何かといつも考えます。話し合います。ささやかな絵が、ささやかな一筆が、何かを伝えてくれるような気がして、そしてなにかしら助けになりはしないかと想っています。
松江市内
津田水彩クラブ・東光台水彩クラブ・赤山水彩クラブ
水彩画クラブで絵を描きながら様々なボランティア活動等に貢献。
年一回の水彩クラブ主宰の大きな展覧会などを開き交流をします。
年数回のいろんな会に参加し輪を広げて行く。
男女共同参画プリエールねっと・松江市ボランティアセンター・松江市文化協会等での活動
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