プログラムの趣旨
デジタル技術の進展と活用の急速な拡⼤は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機に加速し、私たちの日常を⼤きく変化させてきました。そしていま、生成/生成系AIの出現によって、その流れはさらに広がり、多くの領域を巻き込むようになっています。そうした転換期の時代において、さまざまな現場で実践されるデジタルトランスフォーメーション(DX)を的確に捉え、法制度の遅れなどの制度的問題、人間の創造性への影響とかかわり、倫理的問題、新しいコミュニケーションなど、デジタル技術をとりまく諸課題に対応する研究プロジェクトが求められています。トヨタ財団では、未来を見据えた議論を積極的に展開し、先端技術と共創する社会を描く、独創的で野心的なプロジェクトを募集します。
公募期間 |
2026年9月10日(木)~2026年11月13日(金)15時(日本時間)
助成分野 |
先端的なデジタル技術によってもたらされる社会的諸課題にかかわる分野
応募要件 |
(1)プロジェクト代表者の主たる居住地が⽇本国内で、且つ⽇本語で⽇常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受け付けは⽇本語のみとなります。
(2)先端的なデジタル技術をとりまく社会的諸課題の解決に資するプロジェクトであること。
(3)助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること。
【共同研究プロジェクト】
・2 名以上による共同研究プロジェクトで、代表者の年齢が助成開始時に 45 歳以下であること。ただし、若手を中心にさまざまな世代による協働プロジェクトを奨励します。その他、所属・経歴等は不問。
・文系と理系、研究者と実践者など、分野・領域を架橋するプロジェクトand/or 国際的な研究・活動に資するプロジェクトであること。設定した課題に対して、必要且つ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成すること。
・書籍、映像、シンポジウム等、研究成果を広く社会にむけて発信するための計画を立て、助成期間中に達成できるよう取り組むこと。
【個人研究プロジェクト】
・助成開始時の年齢が40歳以下であること。所属・経歴等は不問。
・先端的なデジタル技術をめぐる諸課題に対し、若⼿研究者が独創的・野⼼的にアプローチする萌芽的研究プロジェクトであること。柔軟で新規性に溢れた発想に基づくプロジェクトを歓迎。(萌芽的/個⼈研究であることから)研究成果の発信/社会的還元の程度は問わないが、研究の社会的インパクトを意識し、個人の業績が主目的の企画内容ではないこと。共同研究等への展開が期待される将来性のあるプロジェクトであること。
助成金額 |
助成金総額:5,500万円
共同研究プロジェクト:5,000万円程度(1件につき500万円〜1,000万円程度)
個人研究プロジェクト: 500万円程度(1件につき100万円〜200万円程度)
助成期間 |
2027年5月1日から最長 3 年間(1 年間、2 年間、3 年間のいずれかを選んでください)
助成の決定 |
外部の有識者からなる選考委員会(委員長:松原仁(京都橘大学工学部教授))にて行い、2027年3月下旬に開催される当財団の理事会で決定致します。
応募について
募集要項をご確認の上、「応募エントリー」よりお申し込みください。
以下の「応募エントリー」からエントリーしてください。
公募説明会について
プログラム趣旨の説明会を開催します。
※説明会への参加は必須ではありません。
【日時】
第1回:9月30日(水)14時から15時
第2回:10月9日(金)10時から11時
【形式】オンライン
【申し込み締め切り】それぞれ開催前日の正午
以下のお申し込みフォームからお申込みください。
【事前相談】
応募にあたって、当財団の担当プログラムオフィサーに事前相談をすることができます。
以下の予約フォームよりお申込みください。
事前相談は、2026 年 10 ⽉ 23 ⽇(金)までとします。
予約枠は限られており、先着順となります。上限に達した場合は締め切らせていただきますので、ご容赦ください。
事前相談に複数名で参加されることは可能ですが、予約フォームでは、予約人数は「1名」としてお申込みください。
予約確定後、オンラインミーティングのURLをお送りします。URLを受信されましたら、コンセプトノート(書式⾃由A4, 1-2 枚程度)を前日までにお送りください。
※下記は2025年度の情報です。
選考委員長選後評
ご応募いただいた内容および助成対象となったプロジェクトについて、選考委員長がコメントを述べていますので、ぜひご一読ください。なお、これ以前のものに関しましては年次報告書をご覧ください。
助成対象一覧
2025年度の助成対象となったプロジェクトの一覧です。
参考資料
応募する際の参考としてぜひご覧ください。
関連ワークショップ
<研究助成×先端技術 中間報告会・ワークショップ2025>
トヨタ財団では、助成事業の一環として助成対象者同士の交流・議論の場づくりに取り組んできました。2025年10月18日、研究助成プログラム「つながりがデザインする未来の社会システム」と特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」と合同で、中間報告会・ワークショップ2025を開催しました。第1部では中間報告会(ポスター発表)を、第2部では「社会にはたらきかける研究とは」というテーマでワークショップを行いました。ここでは、第2部のワークショップの様子をご紹介いたします。