■趣旨
児童養護施設、母子生活支援施設、里親家庭およびファミリーホームの児童等が、高校卒業後の進学を希望する場合、経済的な困難が問題となることがあります。こうした児童等に対し、進学への道を開き、その能力を発揮する場を与えることは、児童の自立の促進をはかることにつながります。
本助成事業は、これら児童等が高等学校卒業後、大学・短期大学・専門学校等に進学する際の支度費等の一部を助成することにより、児童の進学を金銭面から援助し、もって児童の社会的自立を支援することを目的に実施します。
■対象者
募集対象者は、将来の目標の実現に向けて進学を希望する児童のうち、以下(1)~(4)のいずれかの条件を満たす者とします。
(1)児童養護施設
高等学校卒業後、令和8年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①児童養護施設に入所している児童
②児童養護施設を退所した20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和8年4月2日現在の満年齢
(2)母子生活支援施設
高等学校卒業後、令和8年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①母子生活支援施設に入所している児童
②母子生活支援施設を退所した20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和8年4月2日現在の満年齢
(3)里親家庭
高等学校卒業後、令和8年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①里親家庭に委託されている児童
②委託解除後、引続き里親家庭で同居している20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和8年4月2日現在の満年齢
(4)ファミリーホーム
高等学校卒業後、令和8年度に大学・短期大学・専門学校等への進学(※1)を予定している下記の児童等。
①ファミリーホームに委託されている児童
②委託解除後、引続きファミリーホームで同居している20歳未満の方(※2)
(※1)高等専門学校における4年次への進級も含む
(※2)年齢は令和8年4月2日現在の満年齢
■助成金額
10万円(1名あたり)
・本助成の返済義務はありません。
・他の奨学金制度との併用も可能です。
・原則として、助成金は施設・里親・ファミリーホームの養育者名義の銀行口座に振り込みます。
■募集人数
800名
■提出締切
令和8年1月19日(月)
※当日消印有効。郵送のみ受付
※提出期限を過ぎた申請は、理由の如何を問わず受付できません。
■留意事項
詳細については、HP・募集要項にてご確認ください。
■お問い合わせ先
(1)申請者が児童養護施設、母子生活支援施設の場合
社会福祉法人 全国社会福祉協議会 児童福祉部
「ENEOS 奨学助成担当」(金子、末廣)
〒100-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル
TEL.03-3581-6503 / FAX.03-3581-6509
E-mail taisyoji-sien@shakyo.or.jp
(2)申請者が里親の場合
公益財団法人 全国里親会
〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7-857
TEL.03-3404-2024 / FAX.03-3404-2034
E-mail info@zensato.or.jp
(3)申請者がファミリーホームの場合
一般社団法人 日本ファミリーホーム協議会事務局
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町大谷657-3
TEL.078-219-8577
E-mail jfh@japanfamilyhome.com