■趣旨
本助成プログラムは、障害者の芸術活動への支援を志向する「矢倉孝一 メモリアル基金」、「井上圭子 メモリアル基金」、「アート&ヘルス基金・Good Job!基金」が共同で実施するものです。
障害者による芸術活動が日本において注目をされ始めたのは、今から30年ほど前のことです。日本各地において、障害者個人の表現活動を支援する団体が生まれ、創作の場の設定、社会に開かれた展示の場の設定、さらには芸術作品をもとにしたプロダクツの制作などを通じての障害者のなりわいとしての展開など、さまざまな活動が広がってきました。
この間、文化庁による「障害者等による文化芸術活動推進事業」も整備され、障害者が芸術を創造することができる環境整備や、障害のある方たちが制作した作品を鑑賞する機会の拡充もなされてきました。
この30年間に、どこまで障害者の芸術活動は充実してきたのか、その支援活動は現状はどのような状況にあり、当面している課題は何なのか、あるいは将来に向けてなすべき活動は何なのか、翻って、障害者の芸術活動を取り巻く「社会」の有り様はどうなっているのか・・・など、改めて、障害者の芸術活動への支援活動実践の現状と課題、また社会のあり方などを総合的に協議・検討するフォーラム等の開催を支援することが本助成プログラムの目的です。
■支援内容
①1団体あたりの助成金
400万円
②支援期間
1年間【助成決定(概ね2025年6月)から1年間:2026年5月まで】
③助成対象団体
1団体
④助成金の使途
フォーラム等開催及びその準備にかかる調査にあたっての事業・活動に必要な交通費や謝礼金、会議室借料、映像機器等借用料、印刷費、消耗品購入などの事業費、事業・活動遂行にあたってかかるその他の経費で使途は特に限定しません。対象事業・活動に必要な人件費や備品購入費にも充当いただけます。
ただし、申請金額の算定根拠があいまいである場合や過大である場合には、金額査定の結果、助成対象とならない場合があります。
■助成プログラムの支援対象となる事業
障害者の芸術活動支援を行う NPO 等の実践活動の実態と課題についての活動実例を紹介しながら、現状と課題を洗い出し、障害者の人生をより豊かにするための芸術活動振興の方向を見出すことを目的としたフォーラム等の開催に対する助成です。フォーラム等の開催に際して、必要な調査(アンケートやヒアリング)も対象となります。
フォーラム等の成果には、障害者の芸術活動支援を行う NPO 等の実践活動への支援(資金支援・非資金的支援)に関する提言を含むものとします。
■助成対象となる団体
NPO 法人(特定非営利活動法人)、非営利型一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利法人で、障害者の芸術活動への支援を行っている団体。
※任意団体は対象となりません
■応募期間
2025 年 3 月 17 日(月)~4 月 17 日(木)17 時まで
※お問い合わせは、4 月 17 日(木)12 時まで受け付けします。
■留意事項
詳細については、HPにてご確認ください。
■お問い合わせ先
公益財団法人パブリックリソース財団
応募に関してのお問い合せは、
お問い合せフォームからお問い合せください。
お問い合わせは、4月17日(木)12時まで受け付けします