■趣旨
新型感染症の影響の⻑期化や物価⾼騰等により、経済的困窮や社会的孤⽴に直⾯する⼈々の⽣活課題が顕在化しています。
こうした⼈たちに対し、相談に乗り、必要な制度の利⽤を⽀援する、居場所を提供する、多様なツールを活⽤してつながりを作り孤⽴を防ぐ、などの緊急⽀援が、多様な団体・機関によって展開されていますが、いずれの団体・機関も⽀援活動に必要な⼈材や活動資⾦は⼗分ではありません。
そこで、居場所を失った⼈々に対する⽀援活動を資⾦⾯から⽀援し、誰もが孤⽴や⽣きづらさを感じている⼈の存在に気づき、⽀え合い、つながり続ける「誰⼀⼈取り残さない(leave no one behind)」地域・社会をつくることを⽬的として、本助成を実施します。
■助成対象団体
・社会福祉・地域福祉の推進を⽬的とする⾮営利の団体(法⼈格の有無は不問)
・応募時点で団体が設⽴されており、助成対象活動(事業)の実施体制が整っていること(活動年数は不問)
・特定の宗教や政治思想を広めることを⽬的とする団体、反社会的勢⼒および反社会的勢⼒と密接な関わりがある団体でないこと
※反社会的勢⼒に該当する団体とは、暴⼒団、暴⼒団員(暴⼒団員でなくなった⽇から5年を経過しない者を含む。)、暴⼒団準構成員、暴⼒団関係企業その他の反社会的勢⼒が助成対象事業の運営等に関与していると認められる団体をいいます。
■助成対象活動(事業)
新型感染症の⻑期化や物価⾼騰の影響等により、孤⽴し、居場所が失われた⼈や経済的困難に陥った⼈たちに対する次のような⽀援活動(事業)で、新しい⽣活様式に配慮しながら、多機関連携や協働により展開されるものを対象とします。
○相談⽀援活動
例:DV/虐待/⼥性/⼦ども若者相談⽀援、その他⺠間相談⽀援
○居場所⽀援活動
例:DV、虐待被害者へのシェルター提供、社会的孤⽴の防⽌や解消のための対⾯やオンラインでの居場所提供
○居住⽀援活動
例:居住⽀援など
○学習⽀援活動
例:対⾯やオンラインでの学習⽀援
○外国ルーツ⽀援活動
例:外国ルーツの⼈たちへの⽀援
○⽣活⽀援活動
例:⽣活必需品の提供など
○⾷⽀援活動
例:フードパントリー/バンク ※ただし⾷糧⽀援単体ではなく相談⽀援や学習⽀援等の他の⽀援活動と組み合わせたもの、かつ、この組み合わせに相乗効果があると認められる活動とする
○中間⽀援活動
例:活動する団体の場づくり/課題把握
○その他緊急⽀援活動
例:緊急的な相談⽀援、⽣活⽀援(⾷事・居住)
■助成事業の対象期間
2024年12⽉〜2025年12⽉
■1 活動(事業)あたりの助成額
・1事業あたりの助成上限額は 300 万円とします。
・第 10 回助成総額は 8,000 万円を予定しています。
・公的な補助や他の団体による助成を受けていない活動(事業)を対象とします。
また公的⽀援制度となっている事業は助成対象外とします。ただし、公的な補助や他の助成を受けていても経費の明確な区分が⾏われることを条件に応募できるものとします。・本助成第9回⼜は本会実施の「外国にルーツがある⼈々への⽀援活動応援助成第5回」を受ける団体については、当該助成事業と異なる内容の事業で申請する場合⼜は当該助成事業と期間が重複しない場合については申請可とします。
■応募締切⽇
2024年10⽉22⽇(⽕)23時59分必着
※システム上の時間で⾃動的に応募締切りとなりますので、時間の余裕をもってご応募ください。
■留意事項
詳細については、HPにてご確認ください。
■お問い合わせ先
社会福祉法⼈ 中央共同募⾦会 基⾦事業部
居場所を失った⼈への緊急活動応援助成担当宛
電 話:03-3581-3846(受付時間 平⽇ 9:30〜17:30)
E-mail:kikin-oubo2@c.akaihane.or.jp