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地域の大きな課題となっている空き家問題は、空き家の利活用や管理だけでなくその抑制・防止、更には所有者の高齢化問題も関わるなど多種多様な要因を孕んでいる。これに対し、それぞれの案件を解決に導く総合的な担い手が存在しないのが現状である。更に、地域で相談活動をしている個人・団体はあっても、それらを結びつけ、多角的に問題解決を図る組織がなかった。
そこで、多種多様な問題を解決に結びつける相談員を育成するとともに、空き家問題、高齢化問題に取り組む個人・団体を結びつけ、問題解決に向けた体制を形作るために『出雲市空き家相談センター』及び『地域活動拠点』の整備・活動支援を行う。
この取り組みにより、包括的に空き家問題を解決に導くシステムを構築し、空き家の発生抑止と減少につなげる事を目的とする。
市区町村内
この法人は、大きな社会問題となっている空き家問題解決のため、その利活用や管理だけでなく、その抑制・防止、更には高齢化する所有者への支援をワンストップで対応できる体制を整備し、合わせて地域で活動している個人・団体との連携と活動支援に関する事業を行い、包括的に空き家問題、少子高齢化問題を解決に導くシステムを構築し、それにより「出雲市のブランド価値」を高め、定住・移住の促進につなげると共に、住民の地域コミュニティへの参画意識を高め、子どもから高齢者まで、誰もが暮らしやすく安心で安全な魅力あるまちづくりの実現に寄与することを目的とする。
① 相談者と解決機関のマッチング事業
② 地域活動団体との連携や活動・立ち上げ支援事業
③ 空き家、高齢化問題等に関するセミナーの開催・情報発信・啓発・相談事業
④ 空き家等の利活用に対する情報提供・連絡調整等のサポート事業
⑤ 空き家等の維持管理事業
平成２９年１月１１日 任意団体今市の未来を語る会において空き家部会を立ち上げ、空き家対策についての調査分析開始
平成３０年５月１６日 出雲市空き家相談センター設立準備のための検討会を開催
平成３０年６月２５日 国土交通省 空き家対策の担い手強化・連携モデル事業申請（７月３１日採択）
平成３０年７月１日 任意団体出雲市空き家相談センター設立準備会を設立
平成３０年９月１１日 設立総会を開催（平成３０年１０月２２日認証 １０月２９日設立）
平成３１年２月１５日 空き家対策シンポジウムの開催
令和１年１０月１５日、１６日 空き家対策先進地視察
令和１年１０月３１日 空き家対策シンポジウムの開催
令和2年2月5日 空き家ワンストップ相談会（出雲市との共催）
令和2年７月２１日 出雲市と空き家対策に関する連携協定書締結
令和2年１１月９日 住まいの終活・空き家利活用セミナー（出雲市市民協働事業）
令和2年１１月１４日 空き家ワンストップ相談会（出雲市市民協働事業）
その他空き家無料電話相談、終活セミナーを随時開催
地域活動団体との連携や活動・立ち上げ支援を継続的に行っている
代表者 三吉庸善 株式会社出雲木材市場代表取締役社長 出雲商工会議所会頭
出雲市との連携協定に基づき行政の信頼性とＮＰＯの専門性を活かした空き家のワンストップ相談
空き家の予防抑制を目的とした住まいの終活セミナーの実施と利活用事例の公開
地域団体と連携した空き家対策・空き家の利活用の促進
昨年からの活動を通じ、空き家対策には、まず空き家を増やさない取り組みが大切であり、そのためにはセミナーなどの空き家予防啓発活動のほか、流通性の低い地域での空き家対策として、自治協会、コミセンなどの地域団体に空き家対策の取り組みを促す活動が必要と思われる。
官民が連携して空き家相談対応している市町村は県内にはなく、市との共同開催であるワンストップ相談会の効果や必要性をあらためて認識したため、今後も本事業を継続していきたい。
また、空き家対策には予防啓発と専門家相談の両輪が必要であり、より市民にこの活動を理解してもらい、空き家への関心と取り組みを促進していくためには、空き家ワンストップ相談会事業はもちろん、空き家の予防啓発のためのセミナー事業や空き家対策室が今後行っていく地域での空き家相談事業などについて、出雲市からＮＰＯが業務委託を受けることで、より安定した事業継続を図れるよう取り組んでいきたい。
1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
5. 環境の保全を図る活動
7. 地域安全活動
14. 経済活動の活性化を図る活動
17. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
情報開示レベル:
★★★★
第三者認証マーク:
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