野生鳥獣対策に関する食肉解体、及び「ジビエ(野生鳥獣の食肉・加工品)」としての食肉加工のために、食肉解体処理施設運営、一般層への「ジビエ」の普及、並びに後進の猟師育成に取り組む。
市区町村内
この法人は、里山における猪・鹿などの有害鳥獣を、「ジビエ」食肉・加工品として活用する。保健所のガイドラインに沿った安心・安全な「ジビエ」を製造・研究する。次世代の猟師や「ジビエ」に関心のある人たちを対象に、野生鳥獣の解体技術の教育を行い、「ジビエ」文化の普及、後進の猟師育成に寄与することを目的とする。
・中山間地域の自然保護
・野生鳥獣による「害獣」被害に対する、駆除体制の構築
・食肉処理施設 建造、運営、維持管理
・野生鳥獣の衛生的な解体システムの構築、運営、維持管理
・「ジビエ」としての食肉・加工品の様々な研究
・一般層に対する「獣肉」のイメージの払底
・有害駆除された獣肉の有効活用、及び商品開発
・安心・安全な食肉「ジビエ」としての周知、宣伝活動
・次世代の猟師の育成。解体処理技能向上、衛生知識などをトータルで教育する。
・従来の猟師達の知恵と、現代の生物学的知識を学び、里山の生態系を、
人間が「手入れ」をしながら豊かなものにし、後世に「出雲の豊かな山里」を残していく。
島根県出雲市の大社北山地区や平田地区などといった中山間地域において、従来、野生鳥獣(猪、鹿等)の増加による、田畑等への被害が見られている。猟友会に所属する猟師達は、野生鳥獣を駆除し、その遺体は「埋葬廃棄」していた。
しかし野生鳥獣は、適切な食肉処理が行われれば、「ジビエ」という食用肉、及び食肉加工品とすることが出来る。山里に生きる猟師として、野生鳥獣の肉は「廃棄」という事ではなく、食肉「ジビエ」として、様々な形で資源を有効活用して、普及させていきたいと願っている。
「里の恵み 山渓会」は以前から、野生鳥獣の肉を「ジビエ」として加工し、保健所と連携を密にとって、ガイドラインのもと、安心・安全な「ジビエ」の普及に努めてきた。
この度、NPO法人として「里の恵み 山渓会」を再編成すると共に、出雲市佐田町の須佐地域に、「食肉解体処理施設」を建造する。これにより、「ジビエ」食肉・加工品の一層の普及を望む。また、当処理施設では「ジビエ学校」として、猟師及び次世代の若い猟師たちに向けた、獣肉の衛生的解体処理技術の教育を行う。また、「ジビエ」としての安心・安全をモットーとする、食肉・加工品の一般に向けた普及・展開方法も指導する。
以上を通じてNPO法人里の恵み山渓会は、広く「山里の恵みのジビエ文化」の普及を進めていく事が目的である。
野生鳥獣の食肉解体・加工施設「出雲ジビエ工房」の建設が、2019年3月に完成した。
5. 環境の保全を図る活動
7. 地域安全活動
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