





NPO法人エスペランサは、2008年の経済危機で苦境に立たされた外国出身市民へのサポート活動が、その原点にあります。「出身国や言語・文化のちがいにかかわらず、誰もが安心して暮らせるまち」―「多文化共生のまち」づくりに貢献することをめざし、2010年にNPO法人として設立。以来、主に、出雲、松江、大田地域において、日本語学習支援、日本文化理解、相談事業など、外国出身市民がより地域で暮らしやすくなるための環境づくり、またホスト社会市民が、外国出身市民や異文化と接し、ちがいを理解し、それを認め合いながら、ともに地域生活を送ることができるよう、異文化理解講座・交流の場づくりを行なってきました。
今後、定住化がますます進む中で、医療、福祉、労働など、地域生活のあらゆる分野、また、生まれてから亡くなるまでの人生のあらゆるステージにおいて、そこに関わる人たち(ことばや文化に関わらず)が、「ちがい」を調整・克服しながら安心して地域生活を営むことができるよう、関係機関との関わりを深めつつ、事業を進めていきます。
県内
この法人は、在住外国人が地域で自立して生活できる社会の実現を目指し、生活支援に関する事業を行い、国際友好と地域の国際化の前進に寄与することを目的とする。
事業内容
1.外国人生活相談・支援・調査事業
・生活関連情報の提供、勉強会の開催
・地域生活に関する各種相談
・在住外国人の地域生活に関する調査等の実施
2.日本語日本文化学習支援事業
・日本語教室、日本文化理解教室の開催
3.国際文化理解・地域国際交流協力事業
・外国語教室の開催
・異文化理解講座、交流会の開催
4.共生の地域づくり事業
・共生の地域づくりの担い手及び地域住民のための研修会、交流会等の開催
5.外国人自立・就労支援事業
・「プロジェクト・サボローゾ」(ブラジル商品等の紹介・販売、イベント出店等)
2008年秋の経済危機により、島根県内でも多くの外国出身市民が仕事を失い、大きな困難に直面しました。その際、市民をはじめとして行政やNPO、企業などが協力して、日本語学習支援、就労支援など、外国出身市民のサポートに取り組みました。これらの活動の中から、国や文化・言葉、年代などのちがいにかかわらず、誰もがともに安心して暮らせるまち―「多文化共生のまち」づくりに賛同した人たちが集まり、エスペランサの活動へと発展させてきました。現在までに、主としてブラジル人市民の雇用機会創出・就労支援などを目的としたブラジル料理店の運営(現在は閉店)、日本語教室や日本文化体験教室の開催、外国語教室、異文化理解・交流イベント、農業体験、写生大会など、地域に根差した活動を展開し、広く所属や立場を超えたつながりづくりを進めています。
●外国語学習・国際文化理解事業
主にホスト社会市民が、地域に暮らす外国出身市民のことばや文化を知り、自文化との違いを調整しつつ、良好な関係を築きながらともに地域住民として暮らしていけるよう、異文化に触れ、その背景にある歴史、価値観などを知ってもらうための事業。外国語教室、各国料理・文化紹介講座、異文化間のコミュニケーションに関する講座等を実施。
3. まちづくりの推進を図る活動
4. 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
8. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
9. 国際協力の活動
14. 経済活動の活性化を図る活動
17. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
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