





ほっと・すぺーす21は、平成18年に「18歳までの子どもの電話もしもしにゃんこ」を主事業として発足しました。平成30年度までは毎週日曜日常設、携わるボランティアの介護・育児等が重なり、令和2年度より第1日曜日常設し開設しています。なお、年度始めの活動周知を目的として6月と 自死予防月間並びに児童虐待防止月間に合わせ10月は毎週日曜日開設しています。
この「もしもしにやんこ」の子どもの声が教えてくれた「コミュニケーションを高める活動」「子どもがしあわせに生きる権利としての子どもの権利条約を基にした人権講座」にも事業を広げすすめてきました。コロナ禍により密になる活動は自粛せざるを得ない状況がつづきましたが令和5年度になり依頼が徐々にもどり「出前講座」として活動しています。
平成27年度島根県「こっころ大賞」を受賞しました。当時発足10年目、地道な活動を認めていただきました。
平成24年度県民いきいき活動奨励賞を、またろうきんNPOシステムの寄附配分先にも4回選んでいただきました。
また島根県の「いじめ防止対策協議会」の委員としても活動しています。
ほっと・すぺーす21は地域にシアワセを届ける団体だね、と発足間もないころ、ある協働事業の折いっていただきました。その言葉は今でも私たちの「誇り」と活動の指針です。
子どものための電話「もしもしにゃんこ」という見えない心の居場所として、そしてコミュニケーションワークショップや「子どもの人権講座」など、子どもたちの「シアワセな育ち」のために、そしておとなたちも、地域の幅広い年代の人たちが自分らしく生きれるよう、微力ながら今後も精一杯のことをしていきたいと思います。何よりたくさんの人たちにいろいろな事業を通じてほっとする笑顔が届けられる団体でありたいと思っています。
県内
県内の子どもに心の居場所を提供すると共に、コミュニケーション力を高める事業を通して安心感と信頼感のある地域づくりを進めることにより、子どもの豊かな成長に寄与することを目的とする。
1)島根県内の子どものための子どもほっとライン「もしもしにゃんこ」を第一日曜日14時から18時常設しています。活動周知月間として6月と自死予防月間並びに児童虐待防止月間にあわせ10月は毎週開設しています。
子どもの声を受け止めるボランティアの研修も行っています。
子どもの声を受け止めるボランティア養成のための講座も令和5年度から再開、令和6年度は11月から開講予定です。あわせて携わっている聴き手の継続研修も行っていきます。
2)虐待やいじめ報道、そして子どもたちの声から「子どもの人権」講座を2012年度よりスタートしました。「子どもの人権」ワークショップ講座は、小学生・中学生・そしておとなと、世代と年代に即した講座はのべ50講座を超えています。令和5年度活動依頼もコロナ禍前のように入り始めました。コミュニケーションワークショップ出前講座・人権講座出前講座は、地域の活性化と人の力の醸成にも寄与していると感じ、今後も主催者の方々と共に手を携え活動していきたいと思っています。
3)幼児から高齢者まで幅広い年代に向けた人と関わる力を高める講座を他NPO、地域の団体や行政などと協働で開催しています。特に「忍者、参上!」講座は、小学生もおとなも絶大な人気で、毎年開催してきました。
密になっての活動となのでコロナ禍より活動を見合わせていますが再開を検討中です。
4)事業推進のため、行政や社会福祉協議会、保育園、公民館などと手をつなぎ力を補いあい協働で事業を進めています。また松江NPOネットワークに加盟し他NPOとのネットワークづくりもしています。
・『子どもの権利条約』で保証された「誰もが健やかにシアワセに生きる権利」、そして「自分の意見をいい、聴いてもらう権利」を尊重したい、そのために島根県内の子どもたちの「心」に少しでも寄り添おう・・・無力な一般人の集まりだからこそ目線を低くして子どもの声を聴いていこう・・・、そんな思いで平成17年立ち上げた「ほっと・すぺーす21」でしたが、子どもたちの声は遥かにたくさんのことを教えてくれ、やるべきことや歩む道を示してくれました。
・平成18年9月開設の18才までの子どもがかける子ども専用電話・子どもほっとライン「もしもしにゃんこ」、無償のボランティアが子どもたちにむきあい、13,000本の声を聴きました。
令和元年度、ボランティアの育児や介護の都合で常設をやむを得ず休止しましたが、令和2年6月より第1日曜日に再開、6月10月は毎週日曜日開設しています。
この「もしもしにゃんこ」の声から、下記のコミュニケーションの力を高める事業と子どもの命に関わる「子どもの人権」講座を始めました。
①スタッフが地域の学校・PTA・公民館などへ出向きコミュニケーション・ワークショップ出前講座や講演の開催。東部を中心に年15講座程度行っています。
②乳幼児と親のためのコミュニケーション力を高める講座「ちちんぷい、おおきくなーれ」、小学生とおとなのための人との関わりを高める講座「忍者、参上!」、高齢者の元気アップの気持ちを子どもたちにむけてもらうための「いずみこんこんわくわく座」を東京のNPO法人と協働で県内2/3以上の市と町で実施してきました。離島の隠岐郡にも足を延ばしています。特に「忍者、参上!」は平成19年より毎年行い、平成29.30年度は「国宝松江城」を借り実施しました。
コミュニケーションに必要な想像力を高める講座「ざんさんのおはなし劇場」なども平成27年より毎年開催し、29年度は9会場で600名以上の参加がありました。
③子どもなど人に関わる仕事をしている人のためのコミュニケーション研修も継続して県内各地で開催しています。
④平成24年度より「子どもの人権」を学ぶ講座をスタートしました。子どもは「関わり」なかで認められ他者を認めていくことで、自分らしくシアワセに生きるということを学ぶということをワークショップ形式で学ぶ講座と、「歌」を通して「シアワセにいきる」ということを考える講座、あわせて50講座近く開催しました。なお、これら活動は、教育委員会や学校、公民館やコミュニティセンターなどと協働で行っています。
⑤おとなのためのパパママホットラインを3回いました。
・18歳までの子どもの電話「子どもほっとラインもしもしにゃんこ」を6月10月は毎週開設、その他の月は第一日曜日常設しています。小学生から高校生まで幅広い年齢のこどもから電話を受けたことに、社会的使命を改めて感じています。一本一本の電話を大切にし真摯にむきあっていきたいと思っています。
携わるボランティアの養成講座をコロナ禍以来久々に令和5年度開催しました。令和6年度は11月から3月に開催予定しています。公開講座も予定しており、ボランティアの確保で再び毎週日曜日の開設を目指します。
・「子どもの人権講座」「コミュニケーション講座」は依頼が徐々にもどりつつあり、主催者の方々と共に子どもの健やかな育ちのために、また子育て応援、地域活性化のために、参加者と楽しく活動していきたいと考えています。また自主財源の確保にもつなげたいと思っています。
・新型コロナ感染症以来、「子どもほっとラインもしもしにゃんこ」が中心の活動になりましたが、こんな時代だからこそ今まで以上に一本一本の電話を大切にしていきたいと思っています。電話を掛けた後、少しでも心が軽くなればよいなぁ、ご飯を食べてくれたらよいなぁ、少しでも笑顔がふえてくれたらよいなぁ、穏やかに眠ってくれ朝を元気に迎えてくれたらよいなぁと願っています。電話の向こうのひとりひとりの心に寄り添い聴く、原点を忘れず活動していきたいと思います。
また新しい電話を受けるボランティアを養成し、以前のように毎週日曜日常設ができればと考えています。
・「子どもの人権」講座「コミュニケーション講座」などの活動もまず「出前講座」として活動を再開し、少しずつコロナ禍前のような様々な講座を地域の皆さんと一緒に再開できればと考えています。
ほっと・すぺーす21ができることを自分たちらしく今後も地道に楽しく元気に活動していきたいと思っています。
1. 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
7. 地域安全活動
8. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
10. 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
11. 子どもの健全育成を図る活動
12. 情報化社会の発展を図る活動
16. 消費者の保護を図る活動
17. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
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