いわみ国際シンポジウム
「鉄道と観光による地域振興」
日時:2025年12月21日(日)9:30-12:30(開場 9:00)
開場:島根県立大学 浜田キャンパス 中講義室3
〒697-0016 島根県浜田市野原町2433−2
内容:
09:30 名古屋大学 特任助教 黄 潔 氏
「地域を跨ぐ高速鉄道網、遺産登録と共同観光プロモーションの実践―西南中国の事例から」
10:00 台湾致理科技大学 准教授 呉 米淑 氏
「台湾北海岸における観光空間の形成と地方創生――USR×SDG11統合型教育実践の一考察」
10:30 石見麦酒 工場長 山口 巌雄 氏
「無人駅から世界へ〜人と人を繋げる無人駅醸造所」
11:00 明治学院大学 名誉教授 原 武史 氏
「山陰の鉄道・神話・温泉と皇室」
12:00 ディスカッション
12:30 終了予定
モデレーター:島根県立大学 准教授 濱野靖一郎
ファリシテーター:島根県立大学 准教授 田中輝美
参加:無料・下記フォームより 要事前申込
講師プロフィール:
原武史(はら・たけし)氏。明治学院大学名誉教授放送大学客員教授。1962年、東京都生まれ。
政治学者。著書に『〈出雲〉という思想』、『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、
『歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史 』、『戦後政治と温泉』『日本政治思想史』など多数。
お問い合わせ先:
島根県立大学 濱野靖一郎研究室
Email: s-hamano@u-shimane.ac.jp
-以下、サイトより-
島根県立大学しまね地域国際研究センタープロジェクト研究助成金事業として
「石見の郷土史と観光を考える」プロジェクトを推進しています(研究代表 濱野靖一郎准教授)。
本研究は、石見地方の郷土研究と観光を結びつけ、地域づくりに資する可能性を生み出すものです。
石見銀山に津和野の町並みをはじめ、石見地方は豊かな文化的・観光的資源を有しています。
しかし、それを上手く活かせてはおらず、インバウンド回復にも取り残されているのが現状です。
この状況を変えるには、地域住民が主体的に「石見地方の特徴」に向き合い、
新たに発見していかなければなりません。
これが「石見の文化・資源」と再認識した上で、様々な形で広く拡散するのが求められます。
こういった観点から研究会を開催してきました。
本シンポジウムでは、「鉄道」と「観光」が地域の振興に果たし得る役割について、
日本、中国、台湾の研究者と、実際に鉄道を活かした観光業や産業に携わっている石見地域の実務家とが
一堂に会し、報告と討論を行います。
鉄道に関する著作が多数ある原武史氏の講演をはじめ、石見地域における鉄道と観光について考える
機会となるので、観光に関わる方、地域づくりに関わる方、自治体関係者など、関心がある方は
ぜひどなたでもご参加ください。