7/25にガバナンスを学ぶ当ネットワークの自主勉強会を開催しました。
NPO、島根県NPO室、ふるさと島根定住財団、松江市から11名が参加しました。
はじめに、日本非営利組織評価センター(JCNE)評価員の森山忍さんから「ガバナンス(健全な組織運営)とは?」と題したミニ講座をしていただきました。
「ガバナンスは、なんで必要?」と投げかけられた質問に、ハッとしました。
グループの中で話をしてみたところ、
・不正をしないため
・同じ方向・目的に向かって活動するため
・信頼を得るため
・持続可能な組織であるため
・自分たちの団体を「ちゃんとしている」と外部に示すため
などの意見が出ました。
今回の勉強会では、
ベーシックガバナンスチェック制度のチェックシートを実際にやってみる体験に一番時間をかけました。それぞれが持ち寄った定款を見ながら25個の設問に答えつつ、自分たちの団体で出来ている部分とそうでない部分を見つけ、今後どう取り組めば良いか考えていきました。
各自チェック作業をしたあと、25個の設問について森山さんから事例を交えながら丁寧に解説していただきました。
参加者からは、
・すぐに取り組むべきことが見えた。戻ったらすぐに取り組みたい。
・定款を今まで読んだことがなかった。ここにすべて書いてあるんだということがわかった。付随する規則等も見てみたいと思った。
・不正が生じるのは、不正をさせてしまう組織体制があるから。
・ベーシックガバナンスチェックリストに掲載されている団体等、組織運営がしっかりできている団体がもっと評価され、そのような団体が増えていくような仕組みづくりを考えたい。
などの声をいただきました。
今回、さまざまな立場の方が参加してくださったことで、主催側の私たちも大変参考になりました。初めての試みでしたが、今後も引き続き必要な勉強会だと痛感した時間でした。