1,282,000円
目標額: 1,500,000円募集を締め切りました。
この団体に寄附する 掲載事業への寄附募集は終了しましたが 松江市内の「就学援助世帯」の子どもたちと家族に、給食のない長期休校期間の年4回を基本に食品を提供し「安心」と「元気」を届け「孤立」を防ぎ「自立」を応援することをめざしています。こうした取り組みを通じて「『困ったとき』は、おたがいさまのまちづくり」、「地域の子どもたちは、地域のみんなで育てるまちづくり」をめざしています。
23年度は、のべ2,075世帯、のべ7,559人に約33トンの食品・お米などを届けることが出来ました。(食品総量には県立大学松江キャンパス1,362㎏を含む)
また、子どもたちの「学習と体験の場づくり」の取り組みとして、小学生には「お昼ごはん+学習応援」(夏休みなどの長期休校期間)、「夏休み野外体験」「クリスマス会」を、進路・進学を控えた中学3年生には「進路・進学『応援塾』」(10月~2月)をNPOスペ-ス・島根大学研究者チ-ムと協働して取り組みました。
さらには、利用者の7割以上を占める「ひとり親」とりわけ「母子家庭」のおかあさんには、「子どもたちとゆっくり過ごせる時間」、「おかあさんだけの時間」の提供をめざして「おかあさんのためのレスパイト応援」を、おたがいさま・まつえ・やすぎ、地域つながりセンタ-と協働して取り組みました
フ-ドバンク利用者のおかあさんからは、「子どもたちには寂しい思いをさせてしまっているうえ、物価高騰でたいした食糧も買えません。そんなとき、申し込みさせていただいたフ-ドバンクしまねの食べ物は、子どもたちにとって、サンタからのプレゼントのようです。」、「あったか元気便が、届いたときは想像以上の贈り物と、温かいお手紙にとても感動しました。まだまだ自分のことしか考えられなかった次男が「俺も大人になったら、こういうの出来る人になりたい」と呟いたことも、とても嬉しかったです。」など、たくさんの声を寄せていただいています。
〇2018年度 フ-ドバンクしまねあったか元気便準備会発足
古志原小学校区で「就学援助世帯」を対象に「試行的」に取り組む。
のべ84世帯、のべ家族数291人、食品提供総量1,013㎏ 年3回実施
〇2019年度 フ-ドバンクしまねあったか元気便正式発足
のべ392世帯、のべ家族数1,400人、食品提供総量5.5トン、 市内3校で実施 年4回実施
〇2020年度 のべ761世帯、のべ家族数2,626人、食品提供総量8.4トン、市内6校で実施 年6回実施
〇2021年度 のべ1,405世帯、のべ家族数4,940人、食品提供総量15.7トン、 市内11校で実施 年6回実施
*このほか、島根大学の学生応援・県内子ども食堂にお米など約2トンの食品応援
フードバンクしまね あったか元気便は、2019年に誕生しました。
松江市の小・中学校に通う「就学援助世帯」の子どもと家族に、給食のない長期休校期間の夏休みなど年4回を基本に食品応援を行っています。食品応援を通じて、こうした家庭の経済的負担の軽減を図るとともに、こうした家庭の「孤立」を防ぎ「緩やかなつながりづくり」をすすめ「自立」への一助とします。
また、この取り組みを通じて「『困った時』は、おたがいさま」の輪を広げ、誰もが安心して住み続けられるまちづくりをすすめことをめざしています。
20年度は、6つの小・中学校の、のべ761世帯、2、626人の家族に、約8.4トンの食品を届けました。これを支える輪もひろがりフ-ドドライブには、8.8トンの食品が寄せられ、のべ439人のボランティアが箱詰め・発送作業に参加しました。
21年度は、11の小・中学校の、のべ1405世帯、4940人家族に、約16トンの食品を届けました。フ-ドドライブも69団体・企業から約17トンの食品が寄せられ、のべ866人のボランティアが取り組みに参加しました。
22年にNPO法人フ-ドバンクしまねあったか元気便を設立。小・中学校17校を対象にのべ1737世帯、のべ6157人家族に約24.5トンの食品を届けました。(このほかにも島根大学、島根県立大学に2トン)
23年度は、24の小・中学校の、のべ2,075世帯、のべ7,559人家族に約33トンの食品を届けました
。利用者アンケ-トに寄せられた声に応えて「子どもたちには、学習と体験の場づくり」として「中学3年進路・進学『応援塾』」小学生の学習と野外体験などに取り組みました。また、利用者とりわけ7割以上を占める「母子家庭」のおかあさんには「子どもたちとゆっくり過ごせる時間」「おかあさんだけの時間」の提供をめざして「おかあさんのためのレスパイト応援」などに取り組みました。
市区町村内
個人、団体、企業等の協力を得て、就学援助世帯に食品等を提供し「元気」と「安心」を届けるとともに、必要なサ-ビスとつなぎ「自立」を応援する活動を通して「おたがいさまのまちづくり」、
地域の子どもは、地域のみんなで育てるまちづくり」の輪を広げるとともに、「子どもの権利条約」に基づく諸活動を推進します。また、「食品ロス」の活用と削減を通じて、フ-ドバンクへの参加・参画の輪を広げることをもって公益の増進に寄与することを目的としています。
フ-ドドライブの実施、取り組み団体・企業等へのよびかけ、開拓。食品の受け入れ、食品の点検、保管、管理。利用者への提供食品の箱詰め、発送作業。賛助会員の拡大、募金の協力など資金確保の取り組み。「あったか元気便だより」(会報)の発行、配布。ホ-ムペ-ジ、フェ-スブックでの取り組み情報の発信、講演活動などの広報啓蒙活動。ボランティア参加の呼びかけと開拓。利用者である就学援助世帯への働きかけについて小・中学校・地域団体(校区公民館、民生委員児童委員協、地区社協)等との打ち合わせ、調整等。
2018年4月フ-ドバンクしまね あったか元気便準備会 設立
JAしまね、生協しまね、松江保健生協、グリ-ンコ-プ島根、島根県労福協、地域つなが
りセンタ-の6団体と個人
2018年7月「あったか元気便準備会」松江市立古志原小でフ-ドバンク事業を試行的に開始
のべ84世帯、のべ291人,1,013㎏の食品を提供。
ボランティア参加のべ69人
2019年6月フ-ドバンクしまね あったか元気便 発足
2019年「あったか元気便」正式発足 松江市内の3つの小・中学校の就学援助世帯を対象にスタ-ト
のべ392世帯、のべ1400人、5,500㎏の食品を提供
ボランティア参加のべ273人
2020年松江市内の6つの小・中学校を対象に取り組む
のべ761世帯、のべ2626人、8,367㎏の食品を提供
ボランティア参加のべ439人
2021年松江市内の11の小・中学校を対象に取り組む
のべ1405世帯、のべ4940人、16トンの食品を提供
ボランテイア参加のべ866人
2022年松江市内の17の小・中学校を対象に取り組む
のべ1737世帯、のべ6157人、24.5トンの食品提供
島根大学・島根県立大学学生に2トンの食品提供
ボランティア参加のべ1085人
2023年松江市内の20校の小・中学校を対象に取り組む
のべ2,075世帯、のべ7,559人、約33トンの食品提供
食品総量には島根県立大学松江キャンパス1.36トンを含む
ボランティア参加のべ1,390人
代表者の略歴 昭和62年 島根大学理学部 教授
平成22年 同退職 名誉教授
平成28年 松江市古志原地区社会福祉協議会副会長(現在に至る)
松江市古志原地区民生児童委員協議会会長(現在に至る)
令和元年 松江市民生児童委員協議会連合会理事(現在に至る)
①現在、私達が取り組んでいる12つの小・中学校に通う児童・生徒数は全市の約3分の一を占めています。中期的には全市の小・中学校を対象とする取り組みに広げることを方針としました。
学校や地域団体との協力・連携が取り組みの広がりをつくることが前提となりますが、これらの取り組みを支える輪のひろがりをつくることも大きな課題です。そのためにも、取り組みの「見える化」「見せる化」をすすめ、幅広い個人、団体、企業の取り組みとすること。
②利用者の8割強が「ひとり親家庭」であり、コロナ感染禍で「孤立」の進行が懸念されます。SNSでの情報発信と交流、利用者参加型の交流企画等、「緩やかなつながりづくり」をすすめたいと考えています。
「教育格差」と「体験格差」を抱える子どもたちに、学習と体験の場を提供するサポ-トに力を入れています。また、「ひとり親」のおかあさんが「おかあさんだけの時間」「こどもたちとゆっくり過ごせる時間」を提供できるよう「おかあさんのためのレスパイト応援」にも取り組んでいます。
中期的には、松江市にある全ての小・中学校に通う「就学援助」を受ける児童・生徒(現在約2210人)を対象とした取り組みに広げること。
そのためには、利用者はもとより地域からの「信頼度」の向上も不可欠と考えており、任意団体からNPO法人への組織形態の転換を図ります。
この取り組みを支える輪を広げる上で地域団体・企業・市民の参加、参画をひろげることが重要と考えています。取り組みの「見える化」「見せる化」をすすめるとともに、参加しやすい取り組みスタイルの工夫や1人1人に届く広報をすすめます。
また、孤立しがちな「ひとり親」との「緩やかなつながりづくり」をすすめるとともに、私達の取り組みを通じて、「ひとり親」が交流し、相互に支え合える「場づくり」を行います。
継続的で発展的な取り組みを担保する上で、安定した強固な財政基盤づくりも課題です。現在約3000人の方々から寄せられる寄付も万人単位にひろげるうえで、多様でたのしい形で「資金あつめ」をすすめます。
こうした取り組みで「『困った時』は、おたがいさまの まちづくり」と「地域のこどもたちは、地域のみんなで育てるまちづくり」に接近します。
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