クラウドファンディング情報詳細

フードバンク事業 (フードバンクしまね あったか元気便)

春休みのパッキング作業
「お昼ごはん+寺子屋(学習応援)」
中学3年生「進路・進学『応援塾』」
春休みパッキング24年.jpeg

現在のご支援

1,282,000円

目標額: 1,500,000円

募集終了

募集期間: 2024/08/01 - 2024/09/30

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事業の概要

 松江市内の「就学援助世帯」の子どもたちと家族に、給食のない長期休校期間の年4回を基本に食品を提供し「安心」と「元気」を届け「孤立」を防ぎ「自立」を応援することをめざしています。こうした取り組みを通じて「『困ったとき』は、おたがいさまのまちづくり」、「地域の子どもたちは、地域のみんなで育てるまちづくり」をめざしています。
 23年度は、のべ2,075世帯、のべ7,559人に約33トンの食品・お米などを届けることが出来ました。(食品総量には県立大学松江キャンパス1,362㎏を含む)
 また、子どもたちの「学習と体験の場づくり」の取り組みとして、小学生には「お昼ごはん+学習応援」(夏休みなどの長期休校期間)、「夏休み野外体験」「クリスマス会」を、進路・進学を控えた中学3年生には「進路・進学『応援塾』」(10月~2月)をNPOスペ-ス・島根大学研究者チ-ムと協働して取り組みました。
 さらには、利用者の7割以上を占める「ひとり親」とりわけ「母子家庭」のおかあさんには、「子どもたちとゆっくり過ごせる時間」、「おかあさんだけの時間」の提供をめざして「おかあさんのためのレスパイト応援」を、おたがいさま・まつえ・やすぎ、地域つながりセンタ-と協働して取り組みました
 フ-ドバンク利用者のおかあさんからは、「子どもたちには寂しい思いをさせてしまっているうえ、物価高騰でたいした食糧も買えません。そんなとき、申し込みさせていただいたフ-ドバンクしまねの食べ物は、子どもたちにとって、サンタからのプレゼントのようです。」、「あったか元気便が、届いたときは想像以上の贈り物と、温かいお手紙にとても感動しました。まだまだ自分のことしか考えられなかった次男が「俺も大人になったら、こういうの出来る人になりたい」と呟いたことも、とても嬉しかったです。」など、たくさんの声を寄せていただいています。

はじめに・ご挨拶

 フ-ドバンクしまねあったか元気便は、2019年(2018年準備会)に正式に発足し、2022年8月にNPO法人としてスタートしました。
 今後は、全県的な広がりを視野に入れつつ、当面、松江市内の小・中学校に通う「就学援助世帯」の子どもたちと家族に、給食のない長期休校期間の夏休みなど年4回(7月、8月、12月、3月)を基本に、食品を提供し「元気」と「安心」を届け、「孤立」を防ぎ「自立」を応援することをめざしています。
  また、この取り組みを通じて「『困ったとき』は、おたがいさまのまちづくり」、「地域の子どもたちは、地域のみんなで育てるまちづくり」をめざしています。
 

この事業で実現したいこと

  食品をはじめとした物価の高騰は、こうした「生活困窮世帯」の「くらしと子育て」を「直撃」しています。
  24年度は、松江市内の24の小・中学校の「就学援助世帯」の、のべ2,400世帯、のべ8,600人のご家庭に、お米や食品など約29トン余りを届ける予定です。
  食べ盛りの子どもたちが、お腹いっぱいになる、栄養たっぷりの「元気な食卓」と「家族の団らん」を届けたいと思います。
  「みんなの笑顔を、みんなで応援」する「まちづくりの『輪』」をまちの隅々に広げたいと思っています。

事業を行おうと思った理由

 松江市内には「就学援助」を受ける小・中学生が2,228人がいます。(2022年度)
島根県の「子どもの生活に関する実態調査」(2019年)では、経済的な困窮にいる子どもたちの多くが、学習や体験、健康など子どもたちの健やかな成長に多くの困難を抱えています。
  さらに、フ-ドバンクしまねあったか元気便の利用者アンケ-ト結果では、こうした家庭の多くの「ひとり親」、とりわけ「母子家庭」のおかあさんたちは、「仕事と子育ての両立」や「子どもたちとゆっくり過す時間がない」など、多くの悩みを抱え「自分は、まったくひとりぼっちと感じる」(35%)状態にあります。
 こうしたことから、「食卓応援」にとどまらず「くらしと子育て応援」の取り組みを地域のさまざまな団体とも協働、連携しながらすすめています。

これまでの活動

〇2018年度   フ-ドバンクしまねあったか元気便準備会発足
  古志原小学校区で「就学援助世帯」を対象に「試行的」に取り組む。
                        のべ84世帯、のべ家族数291人、食品提供総量1,013㎏ 年3回実施

〇2019年度   フ-ドバンクしまねあったか元気便正式発足 
                        のべ392世帯、のべ家族数1,400人、食品提供総量5.5トン、 市内3校で実施 年4回実施

〇2020年度   のべ761世帯、のべ家族数2,626人、食品提供総量8.4トン、市内6校で実施 年6回実施 

〇2021年度   のべ1,405世帯、のべ家族数4,940人、食品提供総量15.7トン、  市内11校で実施   年6回実施
                       *このほか、島根大学の学生応援・県内子ども食堂にお米など約2トンの食品応援
    
   ○2022年度 特定非営利活動法人フ-ドバンクしまねあったか元気便を設立(8月)
                          のべ1,737世帯、のべ家族数6,157人、食品提供総量26.5トン  市内17校で実施   年5回実施
                       *このほか、島根大学の学生応援にお米など約2トンの食品応援
                        「おかあさんのためのレスパイト応援」、「お昼ごはん+寺子屋(学習応援)」の開催 
  ○2023年度  のべ2,075世帯、のべ7,559人、食品提供総量約32トン  市内20校で実施   年4回実施
                       *このほか、島根県立大学(松江キャンパス)、NPO団体に約1.4トンの食品応援
                     「おかあさんのためのレスパイト応援」、「お昼ごはん+寺子屋(学習応援)」の開催 、「中学3年生進路・進学『応援塾』開催

資金の使い道

     23年度は,たくさんの団体、企業、個人のみなさんからお米9トンをはじめ29トンの食品を寄贈いただきましたが、利用者の大幅な増加のなかで年間約3トンの食品を購入しました。
 24年度は、さらなる利用者増加と物価の高騰のなかで約360万円の食品購入費用を見込んでいます。
 みなさまから、お寄せいただいた寄附金は、すべて必要な食品の購入に充てさせていただきます。

実施スケジュール

(おもなスケジュ-ル)
〇7月
 ・あったか元気便7月便
 ・「寺子屋(学習支援)+お昼ごはん」(会場:津田公民館・古志原公民館)
 ・夏休み野外企画 「カヌ-とバーベキュ-体験」
    共催:サクラ高等学院
○ 8月
・あったか元気便8月便
・ 「寺子屋(学習支援)+お昼ごはん」(会場: 津田公民館・古志原公民館)
〇10月
・「がんばれ!!中学3年生 進路・進学『応援塾』」開講 ~2月
  共催:NPO法人スペ-ス、島根大学山陰研究センタ-「持続可能な地域社会構築のための地域政策に関する研究」プロジェクト
○12月
・あったか元気便冬休みクリスマス便
・「寺子屋(学習支援)+お昼ごはん」 (会場:津田公民館・古志原公民館)
・クリスマス会 共催:サクラ高等学院、島根大学BBS
○3月 
・あったか元気便春休み便 
・「寺子屋(学習支援)+お昼ごはん」 (会場:津田公民館・古志原公民館)
・「『15の春』をみんなで祝う会」ホテル一畑、島根大学BBSと共催 
 *このほか、「おかあさんのためのレスパイト応援」(通年)、「おやこde思い出づくり(体験の場づくり)」を適宜取り組んでいます。

最後に(アピールポイント等)

みんなの笑顔  みんなで応援
~あったか元気便は、食品提供を通じて子どもたちの「元気な食卓」と「安心なくらし」を応援します~ 

資料

地域

松江市

大分野

子育てや社会教育の推進 誰もがいきいきと暮らせる社会の実現

フードバンクしまね あったか元気便(ふーどばんくしまねあったかげんきびん)

アピールポイント

 フードバンクしまね あったか元気便は、2019年に誕生しました。
 松江市の小・中学校に通う「就学援助世帯」の子どもと家族に、給食のない長期休校期間の夏休みなど年4回を基本に食品応援を行っています。食品応援を通じて、こうした家庭の経済的負担の軽減を図るとともに、こうした家庭の「孤立」を防ぎ「緩やかなつながりづくり」をすすめ「自立」への一助とします。
 また、この取り組みを通じて「『困った時』は、おたがいさま」の輪を広げ、誰もが安心して住み続けられるまちづくりをすすめことをめざしています。
 20年度は、6つの小・中学校の、のべ761世帯、2、626人の家族に、約8.4トンの食品を届けました。これを支える輪もひろがりフ-ドドライブには、8.8トンの食品が寄せられ、のべ439人のボランティアが箱詰め・発送作業に参加しました。
 21年度は、11の小・中学校の、のべ1405世帯、4940人家族に、約16トンの食品を届けました。フ-ドドライブも69団体・企業から約17トンの食品が寄せられ、のべ866人のボランティアが取り組みに参加しました。
 22年にNPO法人フ-ドバンクしまねあったか元気便を設立。小・中学校17校を対象にのべ1737世帯、のべ6157人家族に約24.5トンの食品を届けました。(このほかにも島根大学、島根県立大学に2トン)
 23年度は、24の小・中学校の、のべ2,075世帯、のべ7,559人家族に約33トンの食品を届けました
。利用者アンケ-トに寄せられた声に応えて「子どもたちには、学習と体験の場づくり」として「中学3年進路・進学『応援塾』」小学生の学習と野外体験などに取り組みました。また、利用者とりわけ7割以上を占める「母子家庭」のおかあさんには「子どもたちとゆっくり過ごせる時間」「おかあさんだけの時間」の提供をめざして「おかあさんのためのレスパイト応援」などに取り組みました。

活動場所

市区町村内

活動分野

子ども 福祉 教育・学習支援 食・産業、漁業、林業 地域・まちづくり

団体の目的

 個人、団体、企業等の協力を得て、就学援助世帯に食品等を提供し「元気」と「安心」を届けるとともに、必要なサ-ビスとつなぎ「自立」を応援する活動を通して「おたがいさまのまちづくり」、
地域の子どもは、地域のみんなで育てるまちづくり」の輪を広げるとともに、「子どもの権利条約」に基づく諸活動を推進します。また、「食品ロス」の活用と削減を通じて、フ-ドバンクへの参加・参画の輪を広げることをもって公益の増進に寄与することを目的としています。

団体の活動・業務

 フ-ドドライブの実施、取り組み団体・企業等へのよびかけ、開拓。食品の受け入れ、食品の点検、保管、管理。利用者への提供食品の箱詰め、発送作業。賛助会員の拡大、募金の協力など資金確保の取り組み。「あったか元気便だより」(会報)の発行、配布。ホ-ムペ-ジ、フェ-スブックでの取り組み情報の発信、講演活動などの広報啓蒙活動。ボランティア参加の呼びかけと開拓。利用者である就学援助世帯への働きかけについて小・中学校・地域団体(校区公民館、民生委員児童委員協、地区社協)等との打ち合わせ、調整等。

設立以来の主な活動実績

2018年4月フ-ドバンクしまね あったか元気便準備会 設立
     JAしまね、生協しまね、松江保健生協、グリ-ンコ-プ島根、島根県労福協、地域つなが 
     りセンタ-の6団体と個人
2018年7月「あったか元気便準備会」松江市立古志原小でフ-ドバンク事業を試行的に開始
                のべ84世帯、のべ291人,1,013㎏の食品を提供。
                ボランティア参加のべ69人                                 
2019年6月フ-ドバンクしまね あったか元気便 発足
2019年「あったか元気便」正式発足 松江市内の3つの小・中学校の就学援助世帯を対象にスタ-ト
                のべ392世帯、のべ1400人、5,500㎏の食品を提供
                ボランティア参加のべ273人
2020年松江市内の6つの小・中学校を対象に取り組む
                のべ761世帯、のべ2626人、8,367㎏の食品を提供
                ボランティア参加のべ439人 

2021年松江市内の11の小・中学校を対象に取り組む
                のべ1405世帯、のべ4940人、16トンの食品を提供
                ボランテイア参加のべ866人
2022年松江市内の17の小・中学校を対象に取り組む
                のべ1737世帯、のべ6157人、24.5トンの食品提供
                島根大学・島根県立大学学生に2トンの食品提供
                ボランティア参加のべ1085人
2023年松江市内の20校の小・中学校を対象に取り組む
                のべ2,075世帯、のべ7,559人、約33トンの食品提供
                食品総量には島根県立大学松江キャンパス1.36トンを含む
                ボランティア参加のべ1,390人  
代表者の略歴 昭和62年 島根大学理学部 教授
       平成22年 同退職 名誉教授
       平成28年 松江市古志原地区社会福祉協議会副会長(現在に至る)
            松江市古志原地区民生児童委員協議会会長(現在に至る)
       令和元年 松江市民生児童委員協議会連合会理事(現在に至る)
 

現在特に力を入れていること

 ①現在、私達が取り組んでいる12つの小・中学校に通う児童・生徒数は全市の約3分の一を占めています。中期的には全市の小・中学校を対象とする取り組みに広げることを方針としました。
 学校や地域団体との協力・連携が取り組みの広がりをつくることが前提となりますが、これらの取り組みを支える輪のひろがりをつくることも大きな課題です。そのためにも、取り組みの「見える化」「見せる化」をすすめ、幅広い個人、団体、企業の取り組みとすること。
 ②利用者の8割強が「ひとり親家庭」であり、コロナ感染禍で「孤立」の進行が懸念されます。SNSでの情報発信と交流、利用者参加型の交流企画等、「緩やかなつながりづくり」をすすめたいと考えています。
 「教育格差」と「体験格差」を抱える子どもたちに、学習と体験の場を提供するサポ-トに力を入れています。また、「ひとり親」のおかあさんが「おかあさんだけの時間」「こどもたちとゆっくり過ごせる時間」を提供できるよう「おかあさんのためのレスパイト応援」にも取り組んでいます。

今後の活動の方向性・ビジョン

 中期的には、松江市にある全ての小・中学校に通う「就学援助」を受ける児童・生徒(現在約2210人)を対象とした取り組みに広げること。
  そのためには、利用者はもとより地域からの「信頼度」の向上も不可欠と考えており、任意団体からNPO法人への組織形態の転換を図ります。
 この取り組みを支える輪を広げる上で地域団体・企業・市民の参加、参画をひろげることが重要と考えています。取り組みの「見える化」「見せる化」をすすめるとともに、参加しやすい取り組みスタイルの工夫や1人1人に届く広報をすすめます。
 また、孤立しがちな「ひとり親」との「緩やかなつながりづくり」をすすめるとともに、私達の取り組みを通じて、「ひとり親」が交流し、相互に支え合える「場づくり」を行います。
 継続的で発展的な取り組みを担保する上で、安定した強固な財政基盤づくりも課題です。現在約3000人の方々から寄せられる寄付も万人単位にひろげるうえで、多様でたのしい形で「資金あつめ」をすすめます。
 こうした取り組みで「『困った時』は、おたがいさまの まちづくり」と「地域のこどもたちは、地域のみんなで育てるまちづくり」に接近します。

基本情報

CANPAN 団体情報URL
http://fields.canpan.info/organization/detail/1629677731
所在地
松江市
公開範囲
インターネット上で公開
団体属性
ボランティア団体
代表者役職
理事長
代表者氏名
春日 邦宣 (かすが くにのぶ)
事務局役職
事務局長
事務局氏名
大木 理之 (おおき ただし)
郵便番号
〒690-0017
住所
島根県松江市西津田3-5-16JAしまね津田支店2F地域つながりセンタ-内
電話番号
0852-67-7350
FAX番号
0852-67-7351
ホームページ
https://foodbankshimane.com/
メールアドレス
attakagenkibin@gmail.com
設立日
2019年06月06日
会員種別/会員/数
正会員  団体8、個人16人      団体一口5万円/年、一口以上。個人5千円/年
URL

https://foodbankshimane.com

情報開示レベル: ★★★★

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