松江市市民活動センターで
「松江市総合計画・総合戦略の進捗管理システム「かんなび」から
松江市の施策や事業を知る勉強会」を開催しました。
ゲストに
田原 弘 氏 [松江市政策部 経営専門監(民間企業出身)] と、
松江市市民部市民生活相談課の職員の方をお迎えして、
● 松江市総合計画(2017-2021)・第一次総合戦略(2015-2019)について
● 松江市総合計画・総合戦略の進捗管理システム「かんなび」について
● 共創・協働マーケット
についてお話していただきました。
NPO法人や市民活動団体、学生、企業や行政など
約40名の方にご参加いただきました。
松江市が運用を開始した新・行政マネジメントシステム「かんなび」。
松江市は「松江市総合計画」に基づいて事業を行っていますが、
この「かんなび」というシステムが作られたことで、
一つひとつの事業が整理されるようになりました。
そのことで、今までうまく回っていなかったPDCAを
スムーズに回すことができるようになったり、
他部署と情報を共有しやすくなったりしています。
また、その「かんなび」のシステムから作成されている「実施計画」は、
市民に公開されるようになりました。
そのことで、今まで見えてこなかった市の事業が
私たちにもよく見えるようになりました。
そして、この実施計画が、
「予算要求時の議会資料になる」ということが
またひとつ大きなポイントだということでした。
「市民にも見えるようになった市の事業を
市民の方々にも見ていただいて、どんどん突っ込んでほしい」
とおっしゃっていました。
勉強会の途中では、
近くの人達と意見交換しつつ、
感想や意見、疑問を共有しました。
システムができたことはとても良いことだけれど、
実施計画の中にもまだ載せるべき情報があるのではないか、
市民が活用しやすいとまでは言えない状態ではないか、
という意見も出ていました。
できた仕組みを、
今後どう活かしていくか、どう育てていくか、
というところは私たち市民側も
しっかり関わっていかなければいけないですね。