戦後間もなく立案された中海干拓淡水化事業は、大型公共事業として初めて中止となったものの、経済成長に伴う開発行為も加わり、豊かだった汽水域の自然環境が著しく損なわれ、中海の魚介類を食すること、触れることもなく、地域住民には近くて遠い中海となってしまいました。
【未来につなげ、ふるさとの水辺~今できることにチャレンジ~】
地域の課題解決に役立つ研究(専門家)が、企業・行政・住民と多様な立場の人々と共に活動でき、その成果に将来世代の育成と中海・宍道湖独自の経済循環を認証し価値をつけることでレジリエンスな地域として自然再生のみならず地域の包括的再生を目指しています。SDGsの視点から事務所の入っている建物も松江市の中心市街地で企業と共に複合的に運営しています。
新しいウィズコロナ時代、あらゆる角度からチャレンジを続けています。
認定NPO法人を取得した年には、1年間で551口(1口3,000円)の寄付を集め、全国から注目を集めました。
複数県
この法人は、住民・企業・行政・専門家等が連携し、中海・宍道湖を含むこの流域の自然環境の再生と、かつての湖と人々の親しい関係を再構築するための活動を行うことにより、豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的とする。
(1)中海・宍道湖及びその流域の自然再生及び環境保全に関わる事業
(2)中海自然再生協議会の支援事業
(3)汽水域の自然再生及び環境保全に関わる事業
(4)自然再生に関わる人材育成事業及びアドバイザー事業
(5)自然再生及び環境保全に関わる広報及び情報交流事業
(6)その他、この法人の目的を達するために必要な事業
平成18年4月 団体設立
平成19年4月 NPO法人取得
平成19年6月 中海自然再生協議会設立
平成25年1月 認定NPO法人として島根県より認可
平成30年1月 認定NPO法人として更新
令和5年1月 認定NPO法人として更新
平成19年度から中海自然再生協議会準備会を設立、20年度からは協議会事務局を担当し、全体構想の策定に中心的な役割を果たしています。
中海浚渫窪地の埋戻し実証事業、海藻や水草の循環利用、二枚貝復活に向けた調査研究、子ども達や地域の方々に中海に関心をもっていただく普及啓発活動、中海・宍道湖の魚介類の利用促進を行っています。
・中海浚渫窪地の埋戻し
・海藻類の循環利用
・中海自然再生協議会の事務局
・ローカルSDGsの担い手育成
・自然再生事業における組織・成果の社会学的評価
・中海産赤貝(サルボウガイ)の復活
・(育てる活動)小中学校での環境学習
・(ふれる活動)水草刈りと生き物調査、中海・宍道湖の食を広めよう会
・(つたえる活動)なかうみちゃんの着ぐるみを使った活動、、HP、フェイスブック、ブログ、Action Guide Book(当法人パンフレット)
先人から引く継がれた世界に誇るラムサール条約湿地の中海・宍道湖(汽水湖)をフィールドとし、伝統的手法で行う「オゴノリ刈り」による循環型社会の再構築を、経済・人材育成の資源として活かしながら、中海・宍道湖モデルを作り、レジリエンスな地域として持続可能な未来を目指す。
一方では、法定協議会である中海自然再生協議会の事務局運営を担うとともに実施者として中海浚渫窪地埋め戻し事業・海藻類の循環利用・浅場再生を、企業と共に展開し、科学的根拠に基づいた持続可能な社会を目指し地方経済の在り方を発信する。
また、それを支える「非営利組織の安定性」を図るため、ガバナンス・コンプライアンス・ファンドレイジングを見据え、レジリエンス将来世代の育成を同時に展開する。
2. 社会教育の推進を図る活動
3. まちづくりの推進を図る活動
5. 環境の保全を図る活動
14. 経済活動の活性化を図る活動
15. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
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