★2021年は終了、引き続き募集中です。
「出雲の山墾り〜竹の焼畑2022」をご覧くださいませ。
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今年で7年目となる奥出雲町佐白地内での焼畑をはじめとした環境保全活動への参加者を募集します。
野外活動が大半ですが、デスクワークや調査活動もありますので、お問い合わせください。活動内容は以下のものの中で適宜行います。
★山墾りは冬の消炭づくり、そして春の火入れへ向けて竹の整理を中心に、畑や山の道の整備など。ほか森の観察会、牛の観察や希望者には給餌体験も。
★初心者歓迎。
◉日時
予定(随時更新)
2021年は終了。
※内容と時間は天候や参加状況などによって適宜アレンジして行います。お問合せください。
冬。それは山仕事の季節です。心地よく身体が動かせます。樹々も美しい季節です。落葉樹の樹形がくっきりとみえますし、木の実や落葉から同定もしやすい。ヤブツバキ、シラカシ、チャノキ…照葉樹も冬独特の美しさがあります。作業のあいまに冬苺をつまみぐいできるのも、そろそろシーズン終了、今年のつまみおさめはいかが? 自然観察、ちょっとしたキャンプ気分でどうぞ。
◉活動内容
1.荒廃竹林の整備……竹の伐採、運搬、消炭づくりなどです。雑木林あるいは草地への転換、または気持よい竹林に生まれ変わらせるためのいろいろ。
2.荒廃林伐開……焼畑(火入れ)のための伐開です。めざすところは野外博物館。10年サイクルで自然がめぐり、風と虫と鳥と牛と人と水が、協調しながらつくる、多様性に満ち満ちた「谷」をつくっていきます。
3.焼畑の準備……今年火入れをする山野の整備。燃える材の伏せ込み(竹や木の枝などを積み増しします)や防火帯づくりなど。
4.火入れ……山に積んだ材に火を放ち延焼させます。2020年は春に1回、夏に1回を予定しています。見学や調査も受け入れています。
5.作物を育てる……育てるというよりは見守ること。焼畑は基本的には畝立てもなにもしません。草をぬいたり、牛が畑に入らないような柵をもうけたり、間引きしたりということ。
6.収獲……実験的な活動ですので、多種多品目栽培です。穀類、野菜類を育てますので、収獲後の脱穀選別調整や料理の試作なども。
7.地域の食文化調査としての、聞き書き調査。
※天候不順の場合、中止または屋内での活動となります。
◉場所
ダムの見える牧場
島根県仁多郡奥出雲町佐白529−1
◉申込・問合せ
森と畑と牛との問合せフォーム、または奥出雲山村塾の申込みフォームで、件名を「ボランティア希望」としてお申し込み・お問い合わせください。返信をもって受付とします。
森と畑と牛との問合せフォーム
http://s-orochi.org/mhu/contact/
奥出雲山村塾の申し込みフォーム
https://s-orochi.org/public/archives/1283
ファックスでも受付ています。
FAXNo. 618-8921-4124
・要記載事項
氏名
住所
本人連絡先と緊急連絡先(家族、学校など)
参加希望日
動機・希望(やりたいこと、できること、できないことなど)
◉参加費
無料
◉持ち物・服装など
※夏季はかなり汗をかきますが、疲れたら木陰でひとやすみ。着替え、タオルはほぼ必須です。
冬季でも動くとけっこう汗をかきます。通常のレインウェア+αを用意して、現地で適宜調整してください。また竹を運んだりすると泥などでかなり汚れます。
手袋(できれば革製。大きめのもので二重にするなどでもOK)などは濡れること前提で複数用意し、ゴム手袋が一組あると役立ちます。
・長袖と頭部を覆うバンダナや帽子、タオル等(肌と頭部が隠れる服装)とレインウェア(雨風をしのげるもの)
・斜面でも滑りにくく歩きやすい靴や長靴
・手袋や軍手など手を保護するもの
・水分補給用水筒やペットボトル等(夏季はおおめに)
・夏期には虫除け(携帯用蚊取り線香、スプレーなど…)。
※以下はある人は持参いただけるとよいです。こちらでも用意はあります)
・ノコギリ、ナタ(モウソウチク、低灌木伐採)
・ヘルメット
◉主催
森と畑と牛と/奥出雲山村塾/里山管理研究会
◉山墾りとは
やまはり、と読みます。荒廃した山野を切り開くこと。開墾の墾をはるとよむのです。万葉集の時代にまでさかのぼる古語ではありますが、今の時代にあっても身に染み入るような語感を有しています。
「開墾は藪を刈り払って墾す(はらす)時に……」とは、吉野せい『洟をたらした神』に収められた「春」の一節。はるとは、払、遙、原、そして春の語幹となっているように、はらいのけてはるかみわたせるようにすることの義をもちます。