くにびきエコクラブは、本年11月10日をもって結成10周年を迎えました。
2009年(平成21年)、島根県高齢者大学校くにびき学園東部校(松江市)に在学する仲間たちにより、地球温暖化防止など地球環境保全のための啓発活動を行うことを目的に、環境市民団体「くにびきエコクラブ」が設立されました。活動の3本柱は、①環境劇の上演、②街頭活動、③行政や企業への提言等。それらの10年間の実績は次のとおりです。
①環境劇の上演:過去10年間で55回(年間平均5〜6回)上演。1回の鑑賞者数は50〜300人。
②街頭活動:年間10回程度実施。もったいない運動(循環型社会の生き方をめざして)、湖岸や海岸清掃(漂着プラごみの回収、環境美化)、ゴーヤ苗配布(グリーンカーテンで節電)、竹林整備や植樹(里山保全)
③行政や企業への提言等:(行政へ)ごみ減らしの方策提案、(商店へ)過剰包装の自粛、エコバッグ利用促進、量り売りの拡大等を提案→一部にレジ袋廃止の実現
また、クラブのこうした活動が評価され、地球温暖化防止活動環境大臣表彰(2014年度)、JAしまね地域貢献・地域活性化活動表彰(2016年度)、県民いきいき活動奨励賞(2018年度)を受賞しています。
10周年の今年は、プラスチックごみ削減に焦点を絞った啓発活動を展開しています。